オオカミさんシリーズ / 沖田雅
オオカミさんと七人の仲間たち
御伽学園学生相互扶助協会(通称、御伽銀行)とは、生徒同士で助け合い、学園の環境をより良くしようという活動を行なっている。ただし「助け合う」ことが前提のため、「貸し」は必ず返してもらうことになる。場合によっては強制的に返してもらう事もあるため、一部では恐怖の対象にもなっているが……。
そんな学生相互扶助協会のメンバーである元不良の大神涼子がいつものように帰宅したら、突然クラスメイトに告白されて……
正義の味方ではなく、ギブアンドテイクな活動をするだけあって、御伽銀行メンバーの濃いこと濃いこと。メンバーが揃うと主人公の影が薄くなってしまうんですから。クールな副頭取もいいけれど、恩返しに燃えるメイドさんが一番捨て難いか(何の話だ)。
もともと大神さんとりんごさんというコンビで活動していただけあって、ふたりの掛け合いがとても楽しい。からかわれるとムキに大神さんを見るのが楽しくて、ついついからかってしまうりんごさんの気持ちがよくわかります。
物語としては大神さんと亮二くんのボーイミーツガールといっていいかな。
対人恐怖症という亮二のあまりの情けなさに(頼りなさに)いい印象をもたなかった大神さんの関係が、御伽銀行の活動を通じて少しずつ変化していき、信頼が深まっていく展開がとてもいい。
頼りにならない男の子が頑張る姿や、強くみえても実は仮面を被っているという女の子のもろさなど、コミカルさだけで無いところもいいですね。
ハートウォーミングといった感じで、読み終わった後、素直に「楽しかった」と思える作品です。こういう雰囲気大好き。
おすすめ。
オオカミさんとおつう先輩の恩返し
ちょっとした出来事で、おつう先輩を助けた亮士くん。そうしたら恩返しマニアなおつう先輩が、メイドとして家にやってきてしまった。炊事洗濯はては添い寝まで!対人恐怖症の亮士くんにとってはおいしいどころか苦痛でしかない。
泣きつかれてしかたなしに、おおかみさんやりんごさんが、様子を見に亮士くんの家に言ってみると……
人への貸しは必ず返してもらうエゲツナイ正義の味方、学生相互扶助協会「御伽銀行」の物語ですが、今回はおつう先輩のお話、乙姫さんがライバルと争うお話、小学生につきまとわれるおおかみさんのお話、鬼ヶ島抗争の話という四編の物語が収録されています。
前作同様、いや、ある意味、前作よりも面白いですね。はっちゃけぶりが素敵です。こういう学園コメディは大好きなので、嬉しい限り。さりげなくいい話もあったりするので、ポイント高いです。最後にはぶち壊されちゃうこと多いけど。
押しかけメイドにあたふたする亮士くんの話も面白いですが、個人的に好きなのは二話目の「おおかみさんうさぎとかめの醜い争いにまきこまれる」ですね。ミスコンで相手に勝ちたいというかめさんに、御伽銀行が力を貸すというお話なんですが、いや、ほんと醜い。後ろめたいという気持ちがないのかと問いただしたくなるぐらい、御伽銀行の面々のやることの汚いこと汚いこと。
特に愛らしい姿で腹黒さを隠すりんごさんは絶品ですね。さりげない策士っぷり(事件解決よりも、おおかみさんや亮士くんをからかうことに労力を割くところ)がたまりません。クールなアリスが突発的出来事に真っ赤になるところも捨てがたいですが、ここは譲れないかな(誰に)。
いい話で締めくくるかと思ったのに、そうは問屋が卸さないところにニヤリ。
おおかみさんと亮士くんのカッコ良さが前面に出てくる三話目も素敵でしたが、トリを飾る四話目がギャグ満載でどうしてくれようかと。普段からかう側に回るりんごさんが、胸の話でからかわれる場面は、この物語の No.1 コミカルシーンだと思います。
最後におおかみさんにちょいと暗い影が差してきた感じがありますが、きっと亮士くんやりんごさん、御伽銀行のみんなで打ち破ってくれることでしょう。続きが大いに楽しみでなりません。
ちょーオススメ。
オオカミさんと〝傘〟地蔵さんの恋
美食クラブを名乗る集団が、特別教室塔を占拠した。正確に言うならば、部費を削減した生徒会のやり方に不満を抱き、断食ならぬ断風呂を決行しているおかげで、臭いが充満し、誰も特別教室塔に入ることができなくなってしまったのだ。
生徒会からの依頼を受け、オオカミさんたちは、御伽学園三大デブの豚田三兄弟を排除しに向かったが……
という「おおかみさんいやいや三匹のデブと対決することになる」を含む四篇からなるお話ですが、いやあ、良いですね。外で読んでると妖しい人に思われるぐらい、ニヤニヤが止まりませんでした。小ネタと、ズレぐあいと、可愛らしさと、力強さに、魅了されました。
以下、四篇の感想を順番に。
「おおかみさんいやいや三匹のデブと対決することになる」
おおかみさんたちが、目に痛みを与えるぐらい汗臭さを充満させてる豚田三兄弟を排除するお話で、ゲームで負けたら立ち退くと言い出した豚田三兄弟が、鬼さんこちら、ツイスターゲーム、王様ゲームを仕掛けてくるんですが、相手のバカさがたまらなく面白い。こんなにハッチャけていいのかと言いたくなりますね。
好色な妄想をさりげなくちらつかせながら、悪ドイ頭脳プレーを繰り広げるりんごさんが素敵です。三兄弟が精神的ダメージを与えられていく姿は、哀れを通り越したものがありましたね。
この話では、悪どさだけじゃなく、ボケる姿も大活躍のりんごさん。個人的にツボだったのは、肺に入ったネタでした。やってくれますね。
ちなみに69ページにある素敵な素敵なイラストに惚れ惚れ。
「赤頭巾ちゃんおおかみさんに食べられる」
りんごさんとおおかみさんが出会ったときのお話です。他人を寄せ付けないおおかみさんを怖いと思っていたけれど、ちょっとしたことで彼女の内面を知って、それから少しずつおおかみさんを懐柔していく様がいいですね。一枚上手なりんごさんに、むしろ、おおかみさんが食べられてる感がありますが、それは外から見たときだけで、中身はおおかみさんに取られちゃったのかもしれませんね。
自分を偽っていたおおかみさんが、大切な人がいることを知って、涙を流すシーンは、とてもよかったです。りんごさんの腹黒さが、かき消されるぐらいに、いい話でした。
「おおかみさんとてもお堅い地蔵さんの秘密を目撃する」
傘を貸してくれた花咲くんに、恩返しをしていた地蔵さんが、御伽銀行の力でお相手とデートすることになるお話。ついでにおおかみさんと亮士くんも見本ってことで、ダブルデートするんですが、地蔵さんがとてもかわいい!相手の部屋に勝手に入って、掃除・洗濯・料理をするあたりは、適度に犯罪チックですが、恋する乙女の恥ずかしいところが、いろいろ見れます。あの動きのあるイラストと、それにぴったりな「うきゅー」に悶えました。
妄想が暴走する地蔵さんの様子が楽しいですが、初めてデートするおおかみさんと亮士くんの初々しさも素敵でしたね。心温まるお話でした。いーなー。
「おおかみさん池に落ちてかわいくなる」
ダブルデートの最中に、ネコを助けるために、姿を消したおおかみさんが、池に落ちて記憶喪失になって、というお話。昔のおおかみさんは、とても素直で可愛い子だったのです!って状態には、亮士くんじゃなくてもメロメロになるかも。普段とのギャップで、やられます。
いつもと違ったおおかみさんに感動しつつ、でもやっぱりいつものおおかみさんがいいという亮士くんの熱い思いが良かったなあ。おおかみさんも、だいぶ亮士くんのことを気になってくれちゃったりしてるみたいで、ムフフですね。
羊飼さんが明かした過去で、おおかみさんの傷がいろいろと見えてきましたが、今のメンバーと一緒なら、きっと嘘で固めることなく、素直になっていけると思います。がんばれ、おおかみさん。亮士くん、もっと頑張ろう。
そういえば、他の御伽銀行の面子が出てきませんでしたね……
一作目よりも二作目、二作目よりも三作目と、面白くなってる作品っていいですよね。おおいにオススメ。
オオカミさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女
御伽銀行の活動資金は、ボスである学園長のポケットマネーから出ているのだが、今時現金手渡しなのは、活動資金につけこんで、女の子たちにイチャイチャされたいという思惑があるからだ。あまりのことにブチ切れそうになった御伽銀行の女の子達に対して、エロ爺……じゃなかった学園長は条件を出した。それは「第一回御伽学園女子暑中我慢大会」で勝者に豪華商品を現物支給するというもので……
人への貸しは必ず返してもらうエゲツナイ正義の味方、学生相互扶助協会「御伽銀行」のお話の第四弾。今回は、女の子達が汗だくになった姿に萌えようとする学園長の野望と御伽銀行のメンバーの対立を描いた「おおかみさん北風と太陽のセクハラにぶち切れる」、超お金持ちの根角家の十二歳のお坊ちゃまの嫁探しに振り回される「おおかみさん根角少年の嫁探しに協力するハメになる」、花咲くんの手助けで、おおかみさんたちが野球をする「おおかみさん花咲さんの依頼でちょっと熱血スポコンしちゃう」、タイトルそのままの「おおかみさんと特に何も起こらない普通の休日」、亮士くんを狙う女の子が?「おおかみさんマッチ好きの少女に宣戦布告される」という五編からなる物語です。
一編目の我慢大会。なんですか、この力の入れようは!深夜番組もびっくりですね。まさか、扇風機にそんな萌え方があったとは……。沖田さんの頭の中は、どれだけ変態なものが詰まっているのかが、ありありと伝わってきます。いや、チラリズムは好きとしては、楽しくなかったとは言えないのが悔しいですけど(なぜ悔しがる?)。
それはともかく、一番好きなのはトリを飾る「おおかみさんマッチ好きの少女に宣戦布告される」かな。亮士くんを狙うマチ子さんが現れて、しかも積極的というか、それなんてエロゲ?的展開を自ら作り出そうとするバイタリティ溢れる女の子だったので、素直になれないおおかみさんが、嫉妬からイライラする姿がすっごい楽しい。
普段は何かと助けるりんごさんも、面白がって傍観にまわり、雪女さんがいろいろツッツいてくれたおかげで、三角関係になるのかと思いましたが、ヘタレな亮士くんが懸命になって誠意ある言葉を紡いでくれたおかげで事なきを得たってところでしょうか。いやあ、成長したなあ、亮士くん。
それ以上に、すごかったのがおおかみさんですけど。あの最後の一言の破壊力に、クー!!!と悶えてしまいました。素晴らしい素晴らしい。
そういえば、「おおかみさん花咲さんの依頼でちょっと熱血スポコンしちゃう」でも、おおかみさんは「約束」を守ったんだよなあ。嘘が嫌いと言いながら、亮士くんのことが気になってる姿に、りんごさんのような悪い笑みが浮かんでしまいます。
始めの二編はちょっとおおかみさん分が足りなくて物足りなさを感じたんですが、残り三篇で(特に最後のヤツで!)おおかみさん分を堪能できたのでとっても満足。
ところで、「ここ掘れワンワンプレイ」って、何なんでしょうね?
オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫
この街に来た理由のひとつであるというのに、白雪先輩のことになると、ギクシャクしてしまうりんごさん。ある日、「御伽銀行」の貸を使って、白雪先輩からお留守番を頼まれたものの、気持ちの整理がつかない。りんごさんの過去を知っているおおかみさんは、この機会に何とかしてあげたいと思って、白雪先輩の頼みごとを引き受けるが、りんごさんは付き合おうとせず……
人への貸しは必ず返してもらうエゲツナイ正義の味方、学生相互扶助協会「御伽銀行」のお話の第五弾。今回は
- 誰かに見てもらうことが嬉しいと思って、ストリーキングしてた女生徒を、乙姫さんが美しく磨き上げる「おおかみさん夏休みの夕方にストリーキングと遭遇する」
- 漢たちの美学「ジャックと豆の木大作戦」を止めるべく、御伽銀行女性メンバーが動く「おおかみさんお馬鹿きわまりないジャックとその仲間たちと対決する」
- りんごさんと、腹違いの姉・白雪さんの間を取り持ちたいと思ったおおかみさんが頑張る「おおかみさん白雪さんと出会いりんごさんのためにがんばる」
という、裸の王様(女王様版)、ジャックと豆の木、白雪姫をモチーフにした三編と、ちょっとしたエピソード的なプロローグ「亮士くんとなんだか変な夢の話」と、エピローグ「おおかみさんりんごさんに影響されて自分も少し前に進もうと決心する」が収録されています。
やばい。やばいやばいやばい。おおかみさんがすっごい可愛いですよ。今までは格好いい感じが前面に出てただけに、ギャップにやられます。
イニシャルG(通称ゴキ○○)と出会ったとき、側にいた亮士くんが、今までにない良い思いをしていたところに、思わず悶えました。気恥ずかしくなってやさぐれたり、男性を意識させる講座(by 乙姫さん)を聞いて、こっそり試しちゃうところとか、もう最高。
一編目では、御伽銀行としての活躍はなかったけど、普段よりもおおかみさん分を堪能した気分でいっぱい。
二編目。部分部分を切り取ると、目的のために集う漢たちの物語で、時に熱さをも感じるものがありましたが、その目的ってのが……。バカバカしいかもしれないけれど、思春期な男の子たちの素直な欲望が、壮大なプロジェクトを生む過程は、素晴らしいと思いました。マネしちゃダメだよ?
とまあ、いろいろあったけれど、個人的に一番良かったのは、表題作といってもいい三編目ですね。りんごさんに腹違いの姉がいて、そのことが心の傷となっているあたりは、なかなかヘビーでした。白雪さんが責めてくれたら、まだ気持ちは晴れたんだろうけれど(という言い方は変だけど)、いい人だったから、逆に自分で自分を追い詰めてしまったんでしょうね。
同じく心に傷を持つおおかみさんが、何とかしてあげようと、亮士くんをつれて奮闘する姿は、これまたコミカルに悶えさせてくれつつも、友を思う気持ちが見えて良かったです。おかげで、りんごさんの素直な一面をみることができましたが、その結果が報われて本当に良かった。
「私には妹がもう一人いるのよ」
白雪さんの優しさあふれる言葉に、じんわり。
いやあ、面白かった。おおかみさんの魅力がたっぷり伝わってきましたよ。見た目ヤンキーで、手が出るのも早いけど、いいお姉さんっぷりに惚れ惚れする。それと、亮士くんとの間に、だんだんと抑えきれない感情が見えてくるあたり、ニヤツキが止められませんね。 最後に見た「夢」なんて、もう!
じわじわと近づいていく二人の距離が、次にどれだけ縮まるか。とても楽しみです。
オオカミさんと長ブーツを履いたアニキな猫
「…………………………はっ!?」
そこで何かに気がついたらしいりんごさんは、さっと頭取さんを見た。
頭取さんもそのりんごさんの目を見つめ返しアイコンタクトする。
そして頭取さんと目と目で通じ合ったりんごさんは確信する。
これは……………………………………うまくすれば涼子ちゃんで遊べる!!
人への貸しは必ず返してもらうエゲツナイ正義の味方、学生相互扶助協会「御伽銀行」の活躍が描かれるシリーズの第六弾。今回は学内の匿名掲示板でおおかみさんを賛美する書き込みをした人を探すお話と、鬼ヶ島の不良たちが御伽銀行に悪巧みを仕掛けてくるお話と、亮士が恋に悩んでたら、人助けが趣味の先輩に捕まって、というお話が収録されています。
ああ、もうおおかみさんが素敵にツンデレだなあ。最近チラチラ視線を感じるようになったのは、どうやら掲示板におおかみさんを賛美する書き込みがあったってことで、さすがに褒めてもらってるのを怒るわけにもいかず、さりとて、これ以上視線を感じるのも嬉しくないってことで、ひとまず書き込んだヤツを探そうという話になったわけですが、なかなかうまくいかないわ、自分のことを好きだと言ってるわりにライバルが登場しても、動揺しないどころか捜索に消極的な亮士にイラつくわで、どんどん不機嫌になっていくおおかみさんが可愛いったらないです。
もちろん、誰が書いたかなんてことがわからないのは、おおかみさんだけなので、おおかみさんの不機嫌さと亮士の言うに言えない状況がたまらなく楽しい。りんごさんがふたりの仲を発展させようとしつつ、発展させすぎないようにしている理由がよくわかりました。いや、意地が悪すぎですけどね。ああ楽しい。
で、その後のお話は、鬼ヶ島の不良たちが御伽銀行に悪巧みを仕掛けてきたお話を、アリス先輩側からと、おおかみさん……というか亮士くん側から描かれてるんですが、まずはアリス先輩。普段は、クールなキャリアウーマンっぷりを見せてくれてたのに、ひとりっきりになると、歳相応な姿を見せてくれるギャップがいい!頭取を「りっくん」とか呼んじゃうあたりで転げまわった。
アリス先輩はなんであんなダメ男を支えているんだろうという御伽銀行のメンバー全員が思ってるみたいですが、幼いころの思い出から、頭取に対する信頼感みたいなのが見えてきて、それはいまだに揺るぎないものなんだなあと感じられるところが良かったです。頭取も、普段ふざけてるけど、やるときはやってくれて。お互いが支えあう関係が素敵でした。
一方、同じ事件を分断された亮士たち側から見るお話もあるんですが、こちらは人助けが趣味な猫宮なる人が、恋に悩む亮士くんを鍛えていって、という始まりなんですが(強引だ)、実は猫宮さんは、おおかみさんと浅からぬ縁があって……というあたりは、なかなかシリアスでした。そりゃ、後悔しまくるよなあ。
おそらく猫宮さんがおおかみさんを気にするのは、恋とは違う感情かもしれないけれど、それでもおおかみさんを助けてあげたいと思う気持ちはとても大きくて、なるほど亮士くんを鍛えたのも、その一環なんだなと思った次第。
猫宮の背にいつまでも重石のように残っていた後悔が、最後のおおかみさんの言葉で、少し軽くなっていくところが、ほんと良かったです。あー、格好いいぜ、猫宮先輩!
いやあ、面白かった。
最後の最後で、おおかみさんがまたかわいいことしてくれるんだな。亮士くんにお礼をしたいけど、でも、あんまりなことはできないおおかみさん。思わずりんごさんに相談しちゃうところが墓穴というかアレですけど、からかいつつ、素敵なアイデアを見せてくれるりんごさんにGJ!
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