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オオカミさんシリーズ / 沖田雅

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オオカミさんと七人の仲間たち

オオカミさんと七人の仲間たち - 沖田 雅

御伽学園学生相互扶助協会(通称、御伽銀行)とは、生徒同士で助け合い、学園の環境をより良くしようという活動を行なっている。ただし「助け合う」ことが前提のため、「貸し」は必ず返してもらうことになる。場合によっては強制的に返してもらう事もあるため、一部では恐怖の対象にもなっているが……。
そんな学生相互扶助協会のメンバーである元不良の大神涼子がいつものように帰宅したら、突然クラスメイトに告白されて……

正義の味方ではなく、ギブアンドテイクな活動をするだけあって、御伽銀行メンバーの濃いこと濃いこと。メンバーが揃うと主人公の影が薄くなってしまうんですから。クールな副頭取もいいけれど、恩返しに燃えるメイドさんが一番捨て難いか(何の話だ)。
もともと大神さんとりんごさんというコンビで活動していただけあって、ふたりの掛け合いがとても楽しい。からかわれるとムキに大神さんを見るのが楽しくて、ついついからかってしまうりんごさんの気持ちがよくわかります。

物語としては大神さんと亮二くんのボーイミーツガールといっていいかな。
対人恐怖症という亮二のあまりの情けなさに(頼りなさに)いい印象をもたなかった大神さんの関係が、御伽銀行の活動を通じて少しずつ変化していき、信頼が深まっていく展開がとてもいい。
頼りにならない男の子が頑張る姿や、強くみえても実は仮面を被っているという女の子のもろさなど、コミカルさだけで無いところもいいですね。

ハートウォーミングといった感じで、読み終わった後、素直に「楽しかった」と思える作品です。こういう雰囲気大好き。
おすすめ。

オオカミさんと七人の仲間たち - 沖田 雅

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オオカミさんとおつう先輩の恩返し

オオカミさんとおつう先輩の恩返し - 沖田 雅

ちょっとした出来事で、おつう先輩を助けた亮士くん。そうしたら恩返しマニアなおつう先輩が、メイドとして家にやってきてしまった。炊事洗濯はては添い寝まで!対人恐怖症の亮士くんにとってはおいしいどころか苦痛でしかない。
泣きつかれてしかたなしに、おおかみさんやりんごさんが、様子を見に亮士くんの家に言ってみると……

人への貸しは必ず返してもらうエゲツナイ正義の味方、学生相互扶助協会「御伽銀行」の物語ですが、今回はおつう先輩のお話、乙姫さんがライバルと争うお話、小学生につきまとわれるおおかみさんのお話、鬼ヶ島抗争の話という四編の物語が収録されています。

前作同様、いや、ある意味、前作よりも面白いですね。はっちゃけぶりが素敵です。こういう学園コメディは大好きなので、嬉しい限り。さりげなくいい話もあったりするので、ポイント高いです。最後にはぶち壊されちゃうこと多いけど。

押しかけメイドにあたふたする亮士くんの話も面白いですが、個人的に好きなのは二話目の「おおかみさんうさぎとかめの醜い争いにまきこまれる」ですね。ミスコンで相手に勝ちたいというかめさんに、御伽銀行が力を貸すというお話なんですが、いや、ほんと醜い。後ろめたいという気持ちがないのかと問いただしたくなるぐらい、御伽銀行の面々のやることの汚いこと汚いこと。
特に愛らしい姿で腹黒さを隠すりんごさんは絶品ですね。さりげない策士っぷり(事件解決よりも、おおかみさんや亮士くんをからかうことに労力を割くところ)がたまりません。クールなアリスが突発的出来事に真っ赤になるところも捨てがたいですが、ここは譲れないかな(誰に)。
いい話で締めくくるかと思ったのに、そうは問屋が卸さないところにニヤリ。

おおかみさんと亮士くんのカッコ良さが前面に出てくる三話目も素敵でしたが、トリを飾る四話目がギャグ満載でどうしてくれようかと。普段からかう側に回るりんごさんが、胸の話でからかわれる場面は、この物語の No.1 コミカルシーンだと思います。

最後におおかみさんにちょいと暗い影が差してきた感じがありますが、きっと亮士くんやりんごさん、御伽銀行のみんなで打ち破ってくれることでしょう。続きが大いに楽しみでなりません。
ちょーオススメ。

オオカミさんとおつう先輩の恩返し - 沖田 雅

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オオカミさんと〝傘〟地蔵さんの恋

オオカミさんと“傘”地蔵さんの恋 - 沖田 雅

美食クラブを名乗る集団が、特別教室塔を占拠した。正確に言うならば、部費を削減した生徒会のやり方に不満を抱き、断食ならぬ断風呂を決行しているおかげで、臭いが充満し、誰も特別教室塔に入ることができなくなってしまったのだ。
生徒会からの依頼を受け、オオカミさんたちは、御伽学園三大デブの豚田三兄弟を排除しに向かったが……

という「おおかみさんいやいや三匹のデブと対決することになる」を含む四篇からなるお話ですが、いやあ、良いですね。外で読んでると妖しい人に思われるぐらい、ニヤニヤが止まりませんでした。小ネタと、ズレぐあいと、可愛らしさと、力強さに、魅了されました。
以下、四篇の感想を順番に。

おおかみさんいやいや三匹のデブと対決することになる
おおかみさんたちが、目に痛みを与えるぐらい汗臭さを充満させてる豚田三兄弟を排除するお話で、ゲームで負けたら立ち退くと言い出した豚田三兄弟が、鬼さんこちら、ツイスターゲーム、王様ゲームを仕掛けてくるんですが、相手のバカさがたまらなく面白い。こんなにハッチャけていいのかと言いたくなりますね。
好色な妄想をさりげなくちらつかせながら、悪ドイ頭脳プレーを繰り広げるりんごさんが素敵です。三兄弟が精神的ダメージを与えられていく姿は、哀れを通り越したものがありましたね。

この話では、悪どさだけじゃなく、ボケる姿も大活躍のりんごさん。個人的にツボだったのは、肺に入ったネタでした。やってくれますね。
ちなみに69ページにある素敵な素敵なイラストに惚れ惚れ。

赤頭巾ちゃんおおかみさんに食べられる
りんごさんとおおかみさんが出会ったときのお話です。他人を寄せ付けないおおかみさんを怖いと思っていたけれど、ちょっとしたことで彼女の内面を知って、それから少しずつおおかみさんを懐柔していく様がいいですね。一枚上手なりんごさんに、むしろ、おおかみさんが食べられてる感がありますが、それは外から見たときだけで、中身はおおかみさんに取られちゃったのかもしれませんね。
自分を偽っていたおおかみさんが、大切な人がいることを知って、涙を流すシーンは、とてもよかったです。りんごさんの腹黒さが、かき消されるぐらいに、いい話でした。

おおかみさんとてもお堅い地蔵さんの秘密を目撃する
傘を貸してくれた花咲くんに、恩返しをしていた地蔵さんが、御伽銀行の力でお相手とデートすることになるお話。ついでにおおかみさんと亮士くんも見本ってことで、ダブルデートするんですが、地蔵さんがとてもかわいい!相手の部屋に勝手に入って、掃除・洗濯・料理をするあたりは、適度に犯罪チックですが、恋する乙女の恥ずかしいところが、いろいろ見れます。あの動きのあるイラストと、それにぴったりな「うきゅー」に悶えました。

妄想が暴走する地蔵さんの様子が楽しいですが、初めてデートするおおかみさんと亮士くんの初々しさも素敵でしたね。心温まるお話でした。いーなー。

おおかみさん池に落ちてかわいくなる
ダブルデートの最中に、ネコを助けるために、姿を消したおおかみさんが、池に落ちて記憶喪失になって、というお話。昔のおおかみさんは、とても素直で可愛い子だったのです!って状態には、亮士くんじゃなくてもメロメロになるかも。普段とのギャップで、やられます。
いつもと違ったおおかみさんに感動しつつ、でもやっぱりいつものおおかみさんがいいという亮士くんの熱い思いが良かったなあ。おおかみさんも、だいぶ亮士くんのことを気になってくれちゃったりしてるみたいで、ムフフですね。

羊飼さんが明かした過去で、おおかみさんの傷がいろいろと見えてきましたが、今のメンバーと一緒なら、きっと嘘で固めることなく、素直になっていけると思います。がんばれ、おおかみさん。亮士くん、もっと頑張ろう。
そういえば、他の御伽銀行の面子が出てきませんでしたね……

一作目よりも二作目、二作目よりも三作目と、面白くなってる作品っていいですよね。おおいにオススメ。

オオカミさんと“傘”地蔵さんの恋 - 沖田 雅

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オオカミさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女

オオカミさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女 (電撃文庫) - 沖田 雅

御伽銀行の活動資金は、ボスである学園長のポケットマネーから出ているのだが、今時現金手渡しなのは、活動資金につけこんで、女の子たちにイチャイチャされたいという思惑があるからだ。あまりのことにブチ切れそうになった御伽銀行の女の子達に対して、エロ爺……じゃなかった学園長は条件を出した。それは「第一回御伽学園女子暑中我慢大会」で勝者に豪華商品を現物支給するというもので……

人への貸しは必ず返してもらうエゲツナイ正義の味方、学生相互扶助協会「御伽銀行」のお話の第四弾。今回は、女の子達が汗だくになった姿に萌えようとする学園長の野望と御伽銀行のメンバーの対立を描いた「おおかみさん北風と太陽のセクハラにぶち切れる」、超お金持ちの根角家の十二歳のお坊ちゃまの嫁探しに振り回される「おおかみさん根角少年の嫁探しに協力するハメになる」、花咲くんの手助けで、おおかみさんたちが野球をする「おおかみさん花咲さんの依頼でちょっと熱血スポコンしちゃう」、タイトルそのままの「おおかみさんと特に何も起こらない普通の休日」、亮士くんを狙う女の子が?「おおかみさんマッチ好きの少女に宣戦布告される」という五編からなる物語です。

一編目の我慢大会。なんですか、この力の入れようは!深夜番組もびっくりですね。まさか、扇風機にそんな萌え方があったとは……。沖田さんの頭の中は、どれだけ変態なものが詰まっているのかが、ありありと伝わってきます。いや、チラリズムは好きとしては、楽しくなかったとは言えないのが悔しいですけど(なぜ悔しがる?)。

それはともかく、一番好きなのはトリを飾る「おおかみさんマッチ好きの少女に宣戦布告される」かな。亮士くんを狙うマチ子さんが現れて、しかも積極的というか、それなんてエロゲ?的展開を自ら作り出そうとするバイタリティ溢れる女の子だったので、素直になれないおおかみさんが、嫉妬からイライラする姿がすっごい楽しい。

普段は何かと助けるりんごさんも、面白がって傍観にまわり、雪女さんがいろいろツッツいてくれたおかげで、三角関係になるのかと思いましたが、ヘタレな亮士くんが懸命になって誠意ある言葉を紡いでくれたおかげで事なきを得たってところでしょうか。いやあ、成長したなあ、亮士くん。
それ以上に、すごかったのがおおかみさんですけど。あの最後の一言の破壊力に、クー!!!と悶えてしまいました。素晴らしい素晴らしい。

そういえば、「おおかみさん花咲さんの依頼でちょっと熱血スポコンしちゃう」でも、おおかみさんは「約束」を守ったんだよなあ。嘘が嫌いと言いながら、亮士くんのことが気になってる姿に、りんごさんのような悪い笑みが浮かんでしまいます。

始めの二編はちょっとおおかみさん分が足りなくて物足りなさを感じたんですが、残り三篇で(特に最後のヤツで!)おおかみさん分を堪能できたのでとっても満足。

ところで、「ここ掘れワンワンプレイ」って、何なんでしょうね?

オオカミさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女 (電撃文庫) - 沖田 雅

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オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫

オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫 (電撃文庫) - 沖田 雅

この街に来た理由のひとつであるというのに、白雪先輩のことになると、ギクシャクしてしまうりんごさん。ある日、「御伽銀行」の貸を使って、白雪先輩からお留守番を頼まれたものの、気持ちの整理がつかない。りんごさんの過去を知っているおおかみさんは、この機会に何とかしてあげたいと思って、白雪先輩の頼みごとを引き受けるが、りんごさんは付き合おうとせず……

人への貸しは必ず返してもらうエゲツナイ正義の味方、学生相互扶助協会「御伽銀行」のお話の第五弾。今回は

  • 誰かに見てもらうことが嬉しいと思って、ストリーキングしてた女生徒を、乙姫さんが美しく磨き上げる「おおかみさん夏休みの夕方にストリーキングと遭遇する
  • 漢たちの美学「ジャックと豆の木大作戦」を止めるべく、御伽銀行女性メンバーが動く「おおかみさんお馬鹿きわまりないジャックとその仲間たちと対決する
  • りんごさんと、腹違いの姉・白雪さんの間を取り持ちたいと思ったおおかみさんが頑張る「おおかみさん白雪さんと出会いりんごさんのためにがんばる

という、裸の王様(女王様版)、ジャックと豆の木、白雪姫をモチーフにした三編と、ちょっとしたエピソード的なプロローグ「亮士くんとなんだか変な夢の話」と、エピローグ「おおかみさんりんごさんに影響されて自分も少し前に進もうと決心する」が収録されています。

やばい。やばいやばいやばい。おおかみさんがすっごい可愛いですよ。今までは格好いい感じが前面に出てただけに、ギャップにやられます。
イニシャルG(通称ゴキ○○)と出会ったとき、側にいた亮士くんが、今までにない良い思いをしていたところに、思わず悶えました。気恥ずかしくなってやさぐれたり、男性を意識させる講座(by 乙姫さん)を聞いて、こっそり試しちゃうところとか、もう最高。
一編目では、御伽銀行としての活躍はなかったけど、普段よりもおおかみさん分を堪能した気分でいっぱい。

二編目。部分部分を切り取ると、目的のために集う漢たちの物語で、時に熱さをも感じるものがありましたが、その目的ってのが……。バカバカしいかもしれないけれど、思春期な男の子たちの素直な欲望が、壮大なプロジェクトを生む過程は、素晴らしいと思いました。マネしちゃダメだよ?

とまあ、いろいろあったけれど、個人的に一番良かったのは、表題作といってもいい三編目ですね。りんごさんに腹違いの姉がいて、そのことが心の傷となっているあたりは、なかなかヘビーでした。白雪さんが責めてくれたら、まだ気持ちは晴れたんだろうけれど(という言い方は変だけど)、いい人だったから、逆に自分で自分を追い詰めてしまったんでしょうね。

同じく心に傷を持つおおかみさんが、何とかしてあげようと、亮士くんをつれて奮闘する姿は、これまたコミカルに悶えさせてくれつつも、友を思う気持ちが見えて良かったです。おかげで、りんごさんの素直な一面をみることができましたが、その結果が報われて本当に良かった。

「私には妹がもう一人いるのよ」

白雪さんの優しさあふれる言葉に、じんわり。

いやあ、面白かった。おおかみさんの魅力がたっぷり伝わってきましたよ。見た目ヤンキーで、手が出るのも早いけど、いいお姉さんっぷりに惚れ惚れする。それと、亮士くんとの間に、だんだんと抑えきれない感情が見えてくるあたり、ニヤツキが止められませんね。 最後に見た「夢」なんて、もう!

じわじわと近づいていく二人の距離が、次にどれだけ縮まるか。とても楽しみです。

オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫 (電撃文庫) - 沖田 雅

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オオカミさんと長ブーツを履いたアニキな猫

オオカミさんと長ブーツを履いたアニキな猫 (電撃文庫 お 8-12) - 沖田 雅

「…………………………はっ!?」
そこで何かに気がついたらしいりんごさんは、さっと頭取さんを見た。
頭取さんもそのりんごさんの目を見つめ返しアイコンタクトする。
そして頭取さんと目と目で通じ合ったりんごさんは確信する。
これは……………………………………うまくすれば涼子ちゃんで遊べる!!

人への貸しは必ず返してもらうエゲツナイ正義の味方、学生相互扶助協会「御伽銀行」の活躍が描かれるシリーズの第六弾。今回は学内の匿名掲示板でおおかみさんを賛美する書き込みをした人を探すお話と、鬼ヶ島の不良たちが御伽銀行に悪巧みを仕掛けてくるお話と、亮士が恋に悩んでたら、人助けが趣味の先輩に捕まって、というお話が収録されています。

ああ、もうおおかみさんが素敵にツンデレだなあ。最近チラチラ視線を感じるようになったのは、どうやら掲示板におおかみさんを賛美する書き込みがあったってことで、さすがに褒めてもらってるのを怒るわけにもいかず、さりとて、これ以上視線を感じるのも嬉しくないってことで、ひとまず書き込んだヤツを探そうという話になったわけですが、なかなかうまくいかないわ、自分のことを好きだと言ってるわりにライバルが登場しても、動揺しないどころか捜索に消極的な亮士にイラつくわで、どんどん不機嫌になっていくおおかみさんが可愛いったらないです。

もちろん、誰が書いたかなんてことがわからないのは、おおかみさんだけなので、おおかみさんの不機嫌さと亮士の言うに言えない状況がたまらなく楽しい。りんごさんがふたりの仲を発展させようとしつつ、発展させすぎないようにしている理由がよくわかりました。いや、意地が悪すぎですけどね。ああ楽しい。

で、その後のお話は、鬼ヶ島の不良たちが御伽銀行に悪巧みを仕掛けてきたお話を、アリス先輩側からと、おおかみさん……というか亮士くん側から描かれてるんですが、まずはアリス先輩。普段は、クールなキャリアウーマンっぷりを見せてくれてたのに、ひとりっきりになると、歳相応な姿を見せてくれるギャップがいい!頭取を「りっくん」とか呼んじゃうあたりで転げまわった。

アリス先輩はなんであんなダメ男を支えているんだろうという御伽銀行のメンバー全員が思ってるみたいですが、幼いころの思い出から、頭取に対する信頼感みたいなのが見えてきて、それはいまだに揺るぎないものなんだなあと感じられるところが良かったです。頭取も、普段ふざけてるけど、やるときはやってくれて。お互いが支えあう関係が素敵でした。

一方、同じ事件を分断された亮士たち側から見るお話もあるんですが、こちらは人助けが趣味な猫宮なる人が、恋に悩む亮士くんを鍛えていって、という始まりなんですが(強引だ)、実は猫宮さんは、おおかみさんと浅からぬ縁があって……というあたりは、なかなかシリアスでした。そりゃ、後悔しまくるよなあ。
おそらく猫宮さんがおおかみさんを気にするのは、恋とは違う感情かもしれないけれど、それでもおおかみさんを助けてあげたいと思う気持ちはとても大きくて、なるほど亮士くんを鍛えたのも、その一環なんだなと思った次第。

猫宮の背にいつまでも重石のように残っていた後悔が、最後のおおかみさんの言葉で、少し軽くなっていくところが、ほんと良かったです。あー、格好いいぜ、猫宮先輩!

いやあ、面白かった。
最後の最後で、おおかみさんがまたかわいいことしてくれるんだな。亮士くんにお礼をしたいけど、でも、あんまりなことはできないおおかみさん。思わずりんごさんに相談しちゃうところが墓穴というかアレですけど、からかいつつ、素敵なアイデアを見せてくれるりんごさんにGJ!

オオカミさんと長ブーツを履いたアニキな猫 (電撃文庫 お 8-12) - 沖田 雅

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オオカミさんと洗濯中の天女の羽衣

オオカミさんと洗濯中の天女の羽衣 (電撃文庫) - 沖田 雅

「ああ、がんばってくれ。と、最後に一言、今のうちに言っておく」
「なんだ?」
「生まれつきすべてに恵まれた勇者様より、努力して力をつけた村人Aのほうがあたしは好きだよ……お前みたいにな」

人への貸しは必ず返してもらうエゲツナイ正義の味方、学生相互扶助協会「御伽銀行」の活躍が描かれるシリーズの第七弾。今回は以下の四編が収録されています。

  • おっぱい派の猿渡さんがロリに?まっとうな道に引き戻すべく紳士たちが立ち向かう「亮士くんさるかに+αの合戦に巻き込まれる
  • 雪女さんとその旦那さんのなれそめが語られる「おおかみさん雪女さんの恋話をみんなと聞く
  • おおかみさんの素敵なブロマイドを手に入れるため、亮士くんが御伽銀行の女性メンバーの普通の生活を隠し撮りする「亮士くんスキルを駆使してわらしべ長者を目指すことになる
  • 突然の大雨にやられて、ふたりが雨宿りすることになった場所は……ラブホ?「おおかみさん羽衣落として毛皮もちょっと剥げる

いやあ、面白かった。
おおかみさんの可愛さがこれでもかってぐらい伝わってきますね。亮士くんの行動に突っかかりながら、照れる姿は見てるこっちがニヤニヤしてしまいます。りんごさんの気持ちがよくわかるぜ。

中でもトリを飾るお話はすごかった。いや、おおかみさんだけじゃなくて亮士くんもなんですけど、ただ雨宿りするだけとはいえ、場所が場所なだけにどうしても意識しちゃうから、一挙一動にドキドキする二人の様子が最高に楽しかったです。

あと、個人的に面白かったのは、雪女さんの恋話ですね。今の穏やかな姿とは裏腹な旦那さんの黒歴史もさることながら、出会いから今に至るまで、二人が育んでいった気持ちが、ものすごくピュアで素敵なんです。
雪女さんの恰好よさに惚れ惚れしましたが、その気持ちに応えた若人さん、素敵でした。

そういえば、この二人の関係って、今のおおかみさんと亮士くんの関係に近いものがありますよね。いつか、雪女さん夫婦のようになってくれるのかしら?なんて想像をしてしまいました。

さてさて、二人の関係はどうなっていくんでしょう?続きが楽しみなラブコメですね。

オオカミさんと洗濯中の天女の羽衣 (電撃文庫) - 沖田 雅

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オオカミさんととっても乙女な分福茶釜

オオカミさんととっても乙女な分福茶釜 (電撃文庫 お 8-14) - 沖田 雅

頼られたことがうれしくて簡単に了承してしまったおおかみさんだったが、そこで重大な事実に気がついた。
考えてみたら…………これってデートじゃねえか?

人への貸しは必ず返してもらうエゲツナイ正義の味方、学生相互扶助協会「御伽銀行」の活躍が描かれるシリーズの第八弾。今回は、文化祭のお話。各部門で上位に食い込めば、常識の範囲内のお願い事を学園長が叶えてくれるってことで、生徒たちが目の色を変えて、盛り上がるお話を、りんごさんと宇佐見さんの勝負、心は乙女な男の子の恋愛話や、おおかみさんと亮士くんのデート(?)、文化祭ラストを飾る障害物競走ALADDINの模様が描かれています。

ああ、もう、おおかみさんは最高だ!
亮士との関係に真っ赤になることがありながら、それでも素直に認めることはせず、「仕方ねーなー」と言わせる状況を作らないといけなくて、それを周囲の人がまるわかりになってるんだから、ニヤニヤがとまりません!

中でも一番良かったのは、思いを語る亮士の言葉を立ち聞きしてしまったところでしょう。ひとり悶えまくるおおかみさんの様子に悶えてゴロゴロしたのは僕だけじゃないはず。まあ、なかなか報われることがないですが……と思ってたら、最後にちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、報われましたね。これから少しずつでいいから、彼女の牙城を崩してほしいです。頑張れ、亮士。

今回もりんごさんの腹黒さは存分に味あわせていただきましたが、意外な一面も見られたのはうれしい誤算(って言い方も変だが)。転んでもただでは起きなかったけど、この件はいつかリベンジするんじゃないかなーと思ったりする。

いつものメンツは、まあいいとして、今回一番ぐっときたのは、心は乙女な男の子の恋愛話「おおかみさんお釜のぶんぶく茶釜の手伝いをすることになる」でしょう。美人だけど、ついてる人にしびれるとは思わなかった。あの乙女心は格好良すぎる。
いつかきっとすてきな人が現れてくれると嬉しいな。

ちなみに、今回のNo.1シーンは、間違いなく「にゃ」です。あの破壊力は……すさまじい。

オオカミさんととっても乙女な分福茶釜 (電撃文庫 お 8-14) - 沖田 雅

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オオカミさんとスピンオフ 地蔵さんとちょっと変わった日本恋話

オオカミさんとスピンオフ―地蔵さんとちょっと変わった日本恋話 (電撃文庫) - 沖田 雅

「あっ遊びに行くんです」
「……誰と?今までも遊びに行くことはあったけど、服貸してなんて言ってこなかったわよね?」
「いやその、初めて一緒に遊びに行く人なので、それなりに見苦しくない服を……」
「……見苦しくないじゃわかんないわ。具体的に言いなさい。で、どんなのがいいの?」
「でっできれば……その……あの……………………かわいい感じのが」

人への貸しは必ず返してもらうエゲツナイ正義の味方、学生相互扶助協会「御伽銀行」の活躍が描かれるシリーズのスピンオフ。とっても真面目で一途な地蔵さんと、見た目おっさんだけど心優しき野球部エース花咲さんの恋愛模様を描いた物語です。

これはとても面白かった!
地蔵さんと花咲さんのお話は、オオカミさんとシリーズでも、出会いとかデートなどが描かれていましたが、そのお話を地蔵さん側から見ると、楽しくて楽しくて。

初デートはあれほど緊張していたのに、好きな人のためにと思ったら、どこまでも突き進む姿がとても可愛らしいくてたまらない。包容力はあっても不器用な花咲さんは、初めこそ距離を置いていたのに、好きな人のために何かしたいと思い、好きな人が喜んでくれたら、我がことのように笑ってくれる地蔵さんを見てるうちに、だんだんと惹かれていく様子が見えて、もう!
人の恋路なのに、うまくいくことがこんなに嬉しくなるんだから、素敵なカップルだ。

もちろん、ふたりの道のりは決して順風満帆ではなく、時に思いのすれ違いなどもあったんですが、そんなときには、御伽銀行の面々や地蔵さんの親友たちが、脅し、策を講じ、橋渡しをしていくからいいんだ。デバガメするときもあるけれど、まずそれぞれの思いはどこにあるのかをわかっているから、無茶もできるんだろうなあ。いい友達をもったね、地蔵さん。

最後に大きなすれ違いを生む出来事がありましたが、それすら吹き飛ばす地蔵さんの一途さが素晴らしかったなあ。花咲さんの嬉しそうな敗北宣言にじわり。

いやあ、面白かった。これから先もこの二人をメインにしちゃっていいんじゃね?と思うぐらいです。いや、まあ、オオカミさんの恋路も気になるので、それはそれで困ったりもするんだけど。

っていうか、このスピンオフは、本編よりも時間が先に進んでいるので、オオカミさんの隣に格好いい人がいたりして、ニヤニヤしちゃうところがあるんですけど!
やっぱそのあたりを読みたいので、次はぜひとも本編をお願いしたいです。

オオカミさんとスピンオフ―地蔵さんとちょっと変わった日本恋話 (電撃文庫) - 沖田 雅

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オオカミさんとおかしな家の住人たち

オオカミさんとおかしな家の住人たち (電撃文庫) - 沖田 雅

「別に、拒否してもいいんですのよ?泣くほど嫌なことを無理してさせるほど私は鬼じゃないですし」
「そっそれは、雪女さんには世話になってるし……」
「うふふふふ、いーんですのよ。わかってますのよ。やっぱり涼子ちゃんも、森野君にかわいい姿を見てもらいたいんですのよね?」
「んなっなななななわけあるか!!」

人への貸しは必ず返してもらうエゲツナイ正義の味方、学生相互扶助協会「御伽銀行」の活躍が描かれるシリーズの第九弾。今回は、美少女であることを隠してる白鳥さんのトラウマを取り除くお話と、危ない兄妹の痴話喧嘩に巻き込まれるお話、亮士くんがおおおかみさんを諦める?お話+αが収録されています。

このシリーズの感想では、毎回同じことを叫んでる気がするけど、言わざるを得ない。おおかみさん可愛い!

特に今回は腹黒りんごさんが暗躍(隠れてないけど)しまくったおかげで、亮士くんが(強制的に)けしかけられたので、いろんなおおかみさんが見られて、とても楽しかった。

何といっても一番良かったのは「おおかみさん雪の女王のせいでいろいろ悩むことになる」でしょう。 亮士くんとおおかみさんの仲を発展させるべくりんごさんが立てた計画は、とてもひどくて、おまえいは本当に友人かと言いたくなりましたが、ともあれ、おおかみさんも今までの自分を見つめ直すきっかけになりましたよね。

傍にいるのが、自分を思ってくれるのが当たり前だった亮士くんが離れたとき、どれほど心細くなるのかを知って……本音を漏らしたときの胸の痛みは、辛かったと思うけど、これでもうちょっと素直になれるんじゃないかなと思います。

ふにゃふにゃになって、きゅっと手を握ってくるおおかみさんに、悶えながら嬉しくなりました。よかったね、亮士くん。これ以上先へ進むのは、まだ時間かかるかもしれないけど、でもいつかきっと……と思えるやりとりでした。

まあ、ここにいたるまでに大変だったのは、亮士も同じだと思いますが。っていうか、今回の一編目「おおかみさんみにくいあひるの子の仲直りに協力することになる」では、ヒドイ禁欲させられましたからね……このくらい役得あっていいと思います。

ちなみに、上の二編の間に入ってた「おおかみさん家なき子な魔女とアブノーマル兄妹の痴話喧嘩に巻き込まれる」は、タイトルそのままのお話でおかし荘に住むヘンデル・グレーテル兄妹の痴話喧嘩のお話なんですが、下ネタ満載でどうかと思ったけど、あの魔女な先輩の過去とか本音が見られたのは良かったですね。いつか彼女メインな話も読んでみたいな。

オオカミさんとおかしな家の住人たち (電撃文庫) - 沖田 雅

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オオカミさんと○人間になりたいピノッキオ

オオカミさんと○人間になりたいピノッキオ (電撃文庫 お 8-17) - 沖田 雅

「ああ、そうだ。今言ったことは亮士には内緒だぞ?いわゆる、女同士の秘密ってやつだ」

人への貸しは必ず返してもらうエゲツナイ正義の味方、学生相互扶助協会「御伽銀行」の活躍が描かれるシリーズの第十弾。今回は、付き合ってる女性しか見ませんという試練、田貫さんと宇佐見さんの恋、普段は優しいのに言い寄る男に冷たいかぐや先生と恋する三門先生、おおかみさんと亮士くんがデートさせられるという、四話が収録されています。

超にやにやです。おおかみさんと亮士くんは反応がいいなー。りんごさんが何かとちょっかい出す気持ちがとてもよくわかる。

亮士くんピノキオと一緒に○人間をめざすことになる」男たちが冬服の女生徒の素敵ポイントをみつけようとする(小さな秋をみつけると名づけた男は天才だ)紳士の集いが楽しくて、自分もぜひとも加わりたいと思いました。手のひらに息をはいて温める姿とかいいよね(ガシッ)。

まあ、そんな男の姿を見たら面白くないのは、付き合ってる(もしくはその気になりかけてるおおかみさん)たちで。ピノキオくんとゆかりちゃんという二人の仲を、もう一度ちゃんと向き合わせるための試練に、なぜか亮士くんまで巻き込まれましたが、ま、おかげで、おおかみさんがちょっと心を開いてくれたのでいいんじゃないかな。いや、やってることはこいつら本当にバカだな!と言いたくなるものでしたけど(にやつきながら)。

ちなみにここで出てきたりんごさんによるおおかみさんのツンデレ語講座は、やばかったです。ぶっきらぼうなおおかみさんの態度がこんなに可愛く見えるとは……。

楽しい一話のあとの田貫さんと宇佐見さんの恋は、カチカチで山になっちゃったら、そりゃ……と思いつつ、ちょっとシリアス風味な感じでしたが、友達の関係から大事な人だってことに気づいていく展開は良かった。そのあとのかぐや先生のお話は、大人の事情といいながら、まあ、よくある話ではありますが、普段はヘたれてるけど好きな人のために頑張る三門先生が格好よかった。きっとその恋は届くと信じてる。 にしても、暗躍するりんごさんの腹黒さが目立つな。

そして最後のデート話。「おおかみさんはこびとの国に迷い込んでこびとたちの争いに関わることになる
王子様が迎えに来ることを夢見るおませな小学生たちに、普通のお付き合いというのはこういうものだよとお手本として引っ張り出され、無垢な瞳に退路を断たれて、しかたなく子供たちの前でデートする羽目になった二人ですが、ツンデレ炸裂させるおおかみさんの可愛さがハンパじゃなかった。手をつなぐだけでもアレなのに、腕を組んだり、ベンチに座ったり、そして……やばいやばい。いいなー青春だなー。 最後に語ったおおかみさんの女の子同士の秘密が最高にニヤリでした。

どうやら本編は次でラストだそうです。おおかみさんと亮士くんの恋がどういう形で決着するのか楽しみですね。

ちなみに本編終了後も番外編みたいな感じのを続けてくれるらしいので、まだまだ寂しくないよ。

オオカミさんと○人間になりたいピノッキオ (電撃文庫 お 8-17) - 沖田 雅

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オオカミさんと亮士くんとたくさんの仲間たち

オオカミさんと亮士くんとたくさんの仲間たち (電撃文庫) - 沖田雅

「だっだから、なんでオレと亮士がデートするって、もう決まってるんだよ!!」
「え?断るんですの?」
「うっ……その、あの」

人への貸しは必ず返してもらうエゲツナイ正義の味方、学生相互扶助協会「御伽銀行」の活躍が描かれるシリーズの第十一弾。亮士とオオカミさんの初デートから始まって、ついにオオカミさんがデレていくお話です。

いやー、楽しかった。オオカミさんが可愛かった。二人の恋にニヤニヤしまくった。

紳士たちのプロデュースでデートプランを練り上げるも、肝心のオオカミさんを誘うに誘えない亮士のヘタれっぷりや、そんな亮士の計画を嗅ぎつけたりんごにたきつけられて、誘われるのを今か今かと待ち受けちゃうオオカミさんとか、ほんと楽しい。予定とはちょっと違う形になりながらも、デートの約束をしていくところがすっごい良くて、またデートもすごかった。

嬉し恥ずかしで、落ち着かない前日を過ごした二人が待ち合わせして、という風景は、よく考えると一緒にいる時間が多いはずだから、いつもと変わらないはずなのに、デートって言葉がいろんな思いを生み出して、妙な緊張感と嬉しさを見せてくれるから、ニヤニヤでした。亮士の真っ直ぐな言葉に動揺して、ツンとすることもあるけれど、遊びに行った先では楽しくてテンション高くて、いろんな顔を見せてくれたオオカミさんが、帰る間際に観覧車で見せたでこつんと……二人にとって、特に亮士にとっては忘れられない一日になりましたよね。

ただ、そんな二人の前に、鬼ヶ島高校のトップで、悪事を暴かれた羊飼が現れてからは、浮かれ気分なんてあっという間に吹き飛んでしまいました。オオカミさんを壊すためだけに現れた彼の悪意は、実現したら、たぶん、本当にクリスマスが辛いことになったと思います。

でも、御伽銀行の頭取が決断した貸しの総取立てが、いや、正直「貸し」なんて言葉が無くても、みんなは集まってくれたと思います。ただひとりのオオカミ少女のために、集まった人たちの思いが、そして好きな人のために傷ついても立ち上がり続けた男の思いが、バッドエンドをハッピーエンドに塗り替えてくれて、ほんと良かったです。

いやしかし、今まで以上に素顔を見せるようになったオオカミさんがとても可愛くて可愛くて。そんな女の子と付き合える亮士このやろうと思うよりも、お幸せにって思う気持ちのほうが強いのは、二人の思いが見えるからでしょうね。一度デレてしまったオオカミさんと、彼女を守ると誓った亮士くんのやり取りは、何もかもがじゃれあってるように見えて、大変良いものでした。

これでお話は終わり……かと思ったら、ファンサービス的な意味で、もう一冊でるそうです。その後のお話とか、すっごい興味あるので、楽しみです。

オオカミさんと亮士くんとたくさんの仲間たち (電撃文庫) - 沖田雅

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