bioクラフトの目撃報告が頻発しているという報道が相次ぎ、広大たちの住む町が、マスコミやら何やらでにぎわってきた。実際に目撃されたわけではなく、おそらくティセたちをおびき寄せようとする罠だろうと推測したUNbARは、bioクラフト偽装プロジェクトを用意した。ところが、責任者たる十四歳の天才科学者、あーちゃんこと、アーネチカ・シギイワート博士が提示した案は、最先端でありながらレトロなもので……
bioクラフトと呼ばれる宇宙人と地球人の交流を描いた物語の第五弾。今回は、bioクラフトと地球人との関係を好ましく思っていないものたちが、bioクラフトの正体を隠しているティセたちを焙り出そうとするお話です。
お話としてはワンエピソードって程度で、もっと読みませて!と思いましたが、それでもいろいろ伏線というか、裏にある事情がチラチラみえて、気になるばかり。特に、今まではそれほど印象に残ってなかった長女のイモータルヌーンが、一気に怪しさ路線を爆発させてきましたね。出番こそ少ないけど、四姉妹の亀裂を生んだのは、彼女が原因っぽいので、今後の動向が気になるばかり。
気になるといえば、オネストホワールウィンドとアイシャの関係……いや、ティセとも絡みがあるのかな。このあたりも複雑なものがあるようですね。ティセは語らないだろうし、アイシャも隠してるっぽいので、どうなるんだろう。
bioクラフト事情については、シリアスなものを感じさせますが、広大たちの住む町にbioクラフトが潜伏しているという噂を沈静化させるための方法には、クスッとさせられるものがありましたね。こういうふざけたことを真面目にやってしまう、何とかと紙一重な天才科学者あーちゃんのテンションが素敵。戦隊ものとかのネタにはぜんぜんついていけなかったので、ちょっとアレでしたけど。
bioクラフトが絶賛するドリルの魅力についても、ついていけないものがあったはずなのに、だんだん「ひょっとしたら自分が気づいてないだけなんじゃ」と思ってしまうところが怖い。
ひょっとしたらドリルを使えば、ティセとティオの関係も……なんて思ってしまいますが、末妹の意固地な姿を見ていると心痛むので、なるべく早く、ティセと手を取り合えるような仲になってほしいですね。桜子がんばれ!
グロリアスドーン5 少女は閃光をまとう
庄司 卓
関連エントリー
[庄司卓][グロリアスドーン感想一覧][HJ文庫][ライトノベル]
Home > ライトノベル > [庄司卓] グロリアスドーン 5 少女は閃光をまとう
Trackback:0
- TrackBack URL for this entry
- http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/2231
- Listed below are links to weblogs that reference
- [庄司卓] グロリアスドーン 5 少女は閃光をまとう from booklines.net






