Home > ライトノベル > [清水文化] くじびき勇者さま 5番札 誰が守り神よ!?

[清水文化] くじびき勇者さま 5番札 誰が守り神よ!?

聖ラクス協会を目指していたメイベルとナバルは、いきなり衝撃的なものと出会った。なんとここでは、「グライダー」なるものが、人を乗せて、空を飛んでいるのだ!いったいどうやって、空を飛んでいるのか気になるメイベルと、実際に空を飛んでみたいナバルは、民衆からの大歓迎を受けたあと、すぐさま、行動に移って……

ラクスを訪れた二人の前に、空飛ぶ機械という楽しいおもちゃが転がってきたお話といっていいかしら。いつもは、メイベルが薀蓄ずらずら並べることが多いけど、今回は帝国では見たこともない機械や技術、考え方をメイベルが学んでいく感じですね。文化や技術の違いや出会いという、旅の面白さが伝わってきます。
物珍しさから、大興奮するメイベルが見れるんですが、これがまた可愛いんだと思ったのは、僕だけじゃないと思うんだけど、さてさて。

一方のナバルは、あまり目立つところがなかったなあ。あ、でも、帳簿管理を手伝って、横領犯を見つけたところには笑いましたけど。勇者というイメージからは、あまり想像できないヂミさですが、すっきりしないナバルを一生懸命メイベルが褒めてあげたところが、健気だなあと思いました。

ひょっとしたら、このまま、ラクス観光で一冊終わってしまうのかと思ってしまうほど、のんびりとした物語でしたが(それはそれで面白いけど)、戦争が始まってきてから、俄然面白くなってきましたね。今まで新たな技術を教えられるばかりだったメイベルが、知を持って防衛をはかり、空を飛ぶことを学んでいたナバルと力をあわせて、敵を倒すところなど、頼れる聖女と勇者らしい戦いっぷりが素敵でした。

できればもっと、メイベル×ナバルのシーンを見たかったなあ。いや、ナバルにのしかかられて、真っ赤になるところとかすっごい好きなんだけど、もうちょっといろいろあってくれたらなと思う次第。

ともあれ、南方と帝国との間の架け橋まで渡すようになってきて、(性格はともかく)ほんとに聖女だなって存在になってきたじゃないですか。いい仕事してるなあ、と思ったら、南方でさらなるきな臭い動きが見え始めてきたので、次作は、ナバルが活躍するのかしら。今回のようなのんびり空気じゃ無さそうな気がするだけに、楽しみですね。

くじびき勇者さま 5番札 誰が守り神よ!? - 清水 文化

くじびき勇者さま 5番札 誰が守り神よ!?
清水 文化

ホビージャパン(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
[清水文化] [くじびき勇者さま感想一覧] [HJ文庫] [ライトノベル]

Home > ライトノベル > [清水文化] くじびき勇者さま 5番札 誰が守り神よ!?

Trackback:1

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/1969
Listed below are links to weblogs that reference
[清水文化] くじびき勇者さま 5番札 誰が守り神よ!? from booklines.net
くじびき勇者さま(5) from Alles ist im Wandel 2007-10-09 (火) 01:54
くじびき勇者さま 5番札 誰が守り神よ!? (HJ文庫 し 2-1-5)清水 文化 牛木 義隆 ホビージャパン 2007-09-29売り上げランキング ...

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > [清水文化] くじびき勇者さま 5番札 誰が守り神よ!?

Search
お気に入り

江戸時代。新たな暦を作る偉業を成し遂げた渋川春海の物語。

天地明察

最高傑作!碁打ちであり、算術家でもある男が、打ちのめされ挫折して挫折して挫折して、でも夢を忘れられず、立ち向かう姿に、どれほど興奮させられたか、泣かされたことか!さりげなく描かれる恋も素晴らしく、読み終わりたくないとこれほど思った作品はありません。 → 感想


一通の自殺予告メールが引き起こすノンストップ・サスペンス。

15×24 link1 (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-1) - 新城 カズマ15×24 link2 (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-2) - 新城 カズマ15×24 link three 裏切者! (集英社スーパーダッシュ文庫) - 新城 カズマ

メールを受け取った人たちが、自殺を止めるために動き回る群像劇。様々な推測によって近づく人もいれば、遠ざかる人もいて、スピード感抜群なうえに、予想もつかない展開が待ち受けているから面白い。毎度引きが強烈なので、どこまでも追いかけたくなる物語です。 → 感想


まさかこんな素敵な青春物語が読めるなんて!

電波女と青春男 (電撃文庫)電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)

甘酸っぱく、時に遣りきれない思いに苛つくこともあるけど、高いところから飛んでしまうような青春模様が素敵でした。笑いも沢山あるし、ほんと面白かった。とてもオススメ。→ 感想


聡明であるが故に孤独な少女プルーデンスと、蒼い衣をまとった名無しの吟遊詩人が、鳥の塔に至る迷宮の謎に挑むファンタジー

鳥は星形の庭におりる (講談社X文庫―ホワイトハート)

世界観といい雰囲気といいハマりまくりです。知識を持つが故に、両親や兄から疎まれて、家族といても孤独を感じていた少女なんですが、それをぐっと堪えて、誇り高さを忘れない姿勢が素敵でした。続きが出てくれると最高に嬉しいです。→感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下


十八番目の皇女という立場から、何も手にすることができなかった月華が、心の内に「龍」を飼う涼狐の剣舞に惚れて、剣を手にする中華風ファンタジーのボーイ・ミーツ・ガール。

DRAGONBUSTER 1 (1) (電撃文庫 あ 8-13 龍盤七朝)

淡々と語られている物語だと思っていたのに、気づけば引き込まれています。溜め込んだエネルギーが、次なる巻で爆発してくれることでしょう。背筋がゾクゾクするほど、楽しみでなりません。→感想

なかのひと

Page Top