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[清水文化] くじびき勇者さま 4番札 誰が女神さまよ!?

世界を救い、英雄となったはずのナバルとメイベルだが、命を狙われていることに気づき、逃亡生活をはじめた。追っ手を気にしつつ、隠れられる先を求めながら旅を続けていたとき、野盗に襲われている商人を助けた。気前のいい頭領の商隊に甘えて、用心棒としてともに旅をすることになったが……
一方、教会では、メイベルたちの行動の理由を知ったものの、どういう対応をとるべきか、結論が出ず……

というわけで、第二部スタート。逃亡者となったナバルとメイベルのお話です。メイベルたちが逃げた理由は、教会側もすぐに気づいたのに、威信やら権威やらに縛られているおかげで、さっさと誤解を解けないのは、何とももどかしいですね。犯人が誰だかわかっていても、野放し状態になってしまうんだから、権力ってのはイヤラシイもんです。

それはともかく、逃亡の旅ってことで、これまでと違って一般の人たちと行動を共にすることになるんですが、聖女というイメージからお堅いものを感じていた人たちが、メイベルの気さくな態度に好感を持って打ち解けていくところは、いいですね。
メイベルたちを亡き者にしようと暗躍する人たち手立てがあっても、メイベルに出会った人がみな協力してくれるのは、世界を救ったという事実もあるけれど、人柄に好意を持ってくれたからなんでしょうね。

今回はナバルの意識が変わってきたのが、ちょっと注目かも。メイベルを意識してなのかどうかは微妙なところですが、逃亡生活となると、お荷物となってしまうのが、栄えある騎士として情けなく感じるのもわかります。何か役に立とうと、手に職をつけるじゃないですけど、そういう目的を持とうと思ったのは、成長なんだろうなあ。うんうん。

メイベルは、相変わらずたくましくて素敵ですね。やってることはいつもと変わらない気がしますが、生きていくうえで必要な知恵が詰まってたりして、多くの人に感謝される立場になるんだから、なるほど聖女さまなわけです。本人そんな意識ないみたいですけど。
たしかに感謝の気持ちは嬉しいだろうけれど、それより何より、好きな人の一言のほうが胸に来るんだろうなあ。ナバルの発言を受けて、メイベルが喜ぶシーンが、今まで以上に喜びを隠さなくなってる気がして、ちょっと嬉しかったりします。間接キスでドキドキしてるところとかニヤニヤでした。

教会からの救済者というか使者とは、惜しいところですれ違っていましたが、こうなると旅の終わりはどこになるんでしょうねぇ。今回の悪事の発端となった人を倒すとかになるのかしら。
メイベルたちだけでなく、さりげなくパメラとクラウの関係もいい感じになってるし、今後どういう展開になっていくのか楽しみですね。

くじびき勇者さま 4番札 (4) - 清水 文化

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