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[神野オキナ] うらにわのかみさま 3 邪神さまにおねがい

二泊三日のお泊り旅行に、ユウたちはやってきた。それも男女三人ずつ。ユウと霧人を除いた二組はカップルで、つまりは自分たちも……という期待を胸に、海で泳いだり、コテージで騒いだりと、ユウたちは楽しさを満喫していた。
そんな穴場の孤島に、とある謎の教団が復活させた邪神の女の子が現れて……

夏の海でドキドキしていた二人が、水着姿の邪神の女の子に遭遇して、というお話ですが、初っ端のユウと霧人のお互いを意識した会話は、読んでて気恥ずかしくなってきますね。初々しいやり取りが醸し出す空気に、クーとさせられました。一緒に行った友人たちが影で見守ってるときの気持ちがよくわかります。

いい感じに仲が良くなって、素敵なシチュエーションに後押しされての決断に、良かった良かったと思ってましたが、よくよく考えなくても、ふたりには大きな壁があるんですよね。妙な教団が邪神なるものを呼び出してくれたおかげで、片方が気づいてしまうことになったのは辛かったです。

教団の武装攻撃から邪神守るために、ユウと霧人が共同戦線を張ることになるなんて、、事実を知ったものからしたら、何とも皮肉ですよね。自分たちの関係を苦悩しつつ、相手のいいところを見つけると嬉しくなってしまうという揺れ方には、何ともいえない気持ちにさせられます。

それでも一段落ついて、ホッと一息と思ったら、最後の最後でこんな衝撃的シーンを持ってくるとは!こんな引きで次巻に続くだなんて、ああ……。いや、ハッピーエンドにしてくれると信じてますが、それでも気になることこの上ないです。
きっと、今回あまり目立つことのなかった猫神、虎神あたりが頑張ってくれるんじゃないかなと期待して、次なる最終巻を待ちたいと思います。

うらにわのかみさま邪神さまにおねがい - 神野 オキナ

うらにわのかみさま邪神さまにおねがい
神野 オキナ

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