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[不破悠] 助けて秋吉くん! 西条麻弥の場合

模型の展示会および販売会の一大イベントである湾フェスで、モキチがブースを出すというので、ジュンは手伝うことになった。他にも、モキチの恋人の亜須未や帆乃佳、さらに亜須未の隣の家に住むという麻弥が手伝いに来ていた。何かとくっついてくる麻弥のせいで、気まずくなったジュンだが、トイレに行ったら、そこでいきなり声を掛けられた。助けて秋吉くん、と。
それは聞き覚えのある声で、つい先ほどあったばかりの麻弥の幽霊だった……

死んだ人が幽霊となって過去へ戻り、愛する人に助けを求めるお話の第二弾。今回は年下の妹のような麻弥を助けるお話ですが、う~ん。なーんか、こう、面白くないのは、帆乃佳・ほのか問題が、そっちのけ、とまでは行かないまでも、脇に追いやられてる感があるからかなあ。
帆乃佳の側にいることで、逆にほのかへの思いを感じてしまうところとか、とても良かっただけに、麻弥・マヤ問題で途切れてしまうと、あー邪魔!とか思ってしまいました。

麻弥・マヤ問題の解決が、帆乃佳とジュンの関係に一石を投じたならまだ良かったんだけど、微妙にうやむやというかなんというか、そんな感じだったのが、とてももったいない感じ。
ただ、ラストの雰囲気は良かったですね。まだまだ、ぎこちないふたりが、初めてお互いの手を取り合った、そんな描写が素敵でした。

まあ、いいところもあれば、つまらないところもあって、それが、わりとはっきりと分かれているようなお話でしたね。幽霊パターンで続くのであれば、次はちょっと保留したくなりますが、帆乃佳とジュンのお話として続くんだったら、読んでみようかなと思います。

助けて秋吉くん!! ―西条麻弥の場合― - 不破 悠

助けて秋吉くん!! ―西条麻弥の場合―
不破 悠

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