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[寺田とものり] 超鋼女セーラ 2 ロボ娘はボクの夢を見る

来栖セーラというロボットは、偶然出会った男の子に恋をした。それから、恋が始まり、恋を知り、嫉妬を覚え、激しい胸の鼓動を知った。そして今日、セーラは夢を見た。ロボットである自分が夢を見るなんて……。茸味ってほんとすごい。そう思うと、茸味に会いたい気持ちが募ったが、生徒会の仕事が忙しく、会えない日々が続き……

イベントが目白押しなため、セーラと茸耳はすれ違う日々が続いていくというお話なんですが、あー、もういいなあ。会えない日々が続くことで、相手へ恋焦がれる気持ちが募っていくところが、たまらなく悶えてしまいます。
特にセーラ先輩のいじらしさがすばらしい!

ロボットである自分が恋をできる喜びを感じつつ、あんにゅい気持ちになったり、ふとしたときに「茸耳……」と呟くところなどなど、恋する乙女心を全開っぷりを見せてくれて、最高でした。生徒会室でのやり取りで「かわいー!」と叫ぶ他の生徒の気持ちに激しく同意。

個人的には、セーラと同じロボ娘のラヴィニアが好きだなあ。セーラの背中を押し、時に叱り付け、かと思えば、茸味に自覚を諭しながらも、優しく包みこむ。傲慢な言葉を発しつつも、隠し切れない優しさには、惚れそうになりますが、自分の胸のうちにある心に痛みと、どう折り合っていくのかを考えると切ないものがありますね。

子供たちのやり取りもさることながら、大人たちのやり取りもまた良かったです。娘はやらんと言いながら、娘の望みを叶えることができるのか調べるラルフや、人の想いとは何かを語る茸味の母、徳子の言葉には重いものを感じます。

お互い譲れないものを賭けての戦いは、片方に理不尽なものを感じるだけに、すっきりしないところがありましたが、最後の茸味とセーラのデートで、そんなことも飛んでいってしまいました。初々しさがいいですね。
次作以降もこのままの甘々さを続けていってほしいです。

超鋼女セーラ (2) ロボ娘はボクの夢を見る - 寺田 とものり

超鋼女セーラ (2) ロボ娘はボクの夢を見る
寺田 とものり

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 以前こちらで紹介した寺田とものり先生の小説「超鋼女セーラ」の2巻が今月初めに発売しまして、少し遅れましたが紹介いたします。

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