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[大迫純一] 戦艦人間ハヤト 2 脅威!メガナイクス!!

いつものように香奈美と家へと向かう道で、隼人は見知らぬ男から声をかけられた。フリーの雑文屋だというその男が持っていた写真には、ピンボケしていたが、先日隼人が変身して戦闘したときの姿が映っていた。
そ知らぬふりをしたものの、その後も男はふたりを追いつづけて……

隼人の力を怪しんだ男に正体を知られそうになっていくお話です。正体を隠すヒーローものの定番といってもいいかな。オーソドックスな展開なんですが、これがまたいいんですよ。
ヒーローだ、ヒーローがいる、と口にしてしまいたくなるぐらいベタなんですが、ヒーローものがあまり得意でない僕でも、とても楽しめました。
細かいところはさておき、背中で語るという言葉が胸に響きますね。

香奈美と隼人の距離は相も変わらず。香奈美の気持ちはわりと伝わってくるけれど、隼人の気持ちは微妙だなあ。いや、大事に思っているのはわかるんですが、どちらかといえば家族としてという感じなんですよね。まあ、あそこまで立ち向かうんだからそれ以上のこともあるんだろうけれど、いまいちはっきりしない。
このあたりが揺れ始めてくると面白くなりそうな予感がしますが、さてさて。

個人的に好きなのは、例のライターの心境が変わっていくシーンですね。見たことを明かしていく職業の人が、戸惑い迷う姿に葛藤が見えましたが、最後の呟きには、「イイヒト」っぷりを感じて、思わずニヤリとさせられます。

敵との戦いで、ブチ切れていくハヤトの姿は圧巻ですが、もう一方の謎な存在が、ハヤトとの立場をどう望んでくるのか気になるだけに、どういう影響を及ぼすのかちょっと不安です。香奈美にはあまりひどい目にあってほしくないんだけど、と心配ですが、ワクワクしてきますね。
次作もとても楽しみ。

戦艦人間ハヤト 2 - 大迫 純一

戦艦人間ハヤト 2
大迫 純一

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