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[水瀬葉月] ぼくと魔女式アポカリプス 3 Nightmare Crimson Form

ぼくと砧川が話している間に、レンテンシアの遺体を持ち逃げようとするやつがいた。見たことがある姿と思って動揺して逃げられてしまったが、きっと、偽者に違いない。そう自分に言い聞かせていたのに、次の日、奴は僕の目の前に現れた。僕らと戦う決意をして……

代替魔術師の戦いで、もうひとつの選択肢を得た澪の前に、クラスメイトが参戦してきて、というお話。今まで以上に読みにくく思ったのは、僕だけかしら。

それはともかくとして、新たな参戦者のお話は、なかなかにきついですね。知り合いであることもあることながら、相手が戦う意志を持っている原因が、自分たちにあるんですもんね。戦わずとも、と強く言えない気持ちはわかります。
おかげで、相手に言葉で押されていましたが、それでも、話をするところから始めようとする澪の姿に、意思を継ぐ者としての覚悟が見えましたね。

今回もっとも印象を残したのは、寝々のバイト先の店長、双子の沁姉妹ですね。寝々を家族のように思い、寝々の死に澪たちが何か関係しているのではと、接触してくるまではいいんですが、そこから先が狂気過ぎます。ただの人間というレベルをはるかに超えた戦闘力と、極端な思考回路と、リズムある二人の狂気な会話に引きずり込まれそうになりましたね。
圧倒的戦闘力を持つとはいえ、唯の人間が代替魔術師戦線に入ってきて、しかも一歩も引かないんですから、この双子素敵すぎです。

一般人が参戦したことで、ただの人を殺して良いものかどうかと、澪が迷いまくりな姿は、何とももどかしいものがありましたね。死にもっとも近く、もっとも遠いからこそ、死というものを考えてしまうのかもしれませんが、砧川の状態に変化がなかったら、はたして本当の意味で最後の決意したのか、気になるところですね。
最後の戦いでも、砧川にすべてを背負わせようとせず、すべては自分のせいだというところに、優しさを感じましたね。「任せる」という言葉がとても心に響きました。

ただ、戦い終わった後は、ちょっと蛇足かなあ。あそこはスッと終わってほしかったです。

ところで、あとがきを読んでると、次がでるか怪しい雰囲気なんですが……

ぼくと魔女式アポカリプス 3 (3) - 水瀬 葉月

ぼくと魔女式アポカリプス 3 (3)
水瀬 葉月

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Comment:2

KID 2007-09-17 (月) 04:44

いい感じに皆狂っていてとても面白かったです!!
特に双子店長はすごく好きになりました。
ただ残念なことに続きがあるのか微妙な感じのあとがきだったのがすごく怖いです、続きを見せて~
あと、deltazuluの読書記録で間違いが一つ、奪われた死体はレンテンシア・イズラデリではなく蘭乱爛崎寝々ですよ!!

deltazulu 2007-09-17 (月) 11:00

続き読みたいですよねー。新シリーズが、僕としてはいまいちだっただけに、こちらの続きに期待がかかってます。

> 奪われた死体はレンテンシア・イズラデリではなく蘭乱爛崎寝々ですよ!!

あ、あれ、そうでしたっけ?名前覚えてない……
ご指摘ありがとうございます。ちょっと本を探してきますね。

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