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[五十嵐雄策] 乃木坂春香の秘密 6

幼馴染の信長に、冬コミの売り子を頼まれたことを伝えたら、春香は感激していた。しかも、何か出品したいものがあったら、一緒に売ってもいいということで、裕人は春香と同人誌を作ることになった。慣れない作業に時間を費やして、ついに完成した同人誌をもって、冬コミにサークルとして参加したふたりだが、思うようにはいかず……。

大晦日を明後日に控えた冬の日から始まるお話です。裕人と春香が同人誌を作るお話、冬コミで売り子さんをするお話、クラス全員で初詣に行くお話、ふたりで初日の出をみるお話の四編が収録されています。

相も変わらず、初々しいふたりですが、ちょっと距離が縮まってきた感じがありますね。さりげない仕草にいつも以上の気持ちを感じて、微笑ましくなります。やっぱりいいなあ、このふたり。決して一方通行ではなく、お互いに支えあう関係って憧れます。

冬コミ話で一番良かったのは、ふたりで作り上げた本が、初めて売れたシーンかな。春香自身のイラストがアレなこともあって、そうそううまくいくはずないんですが、春香のために何とか一冊売りたいと、思い切ったことをできる裕人が素敵でした。ただ、この優しさが、他の人と間にもフラグを作ることになっちゃうんですけど。

初詣のとき、裕人が椎菜のためにした行動は、誰でもできそうで、そう簡単にできないものですよねぇ。本人自覚ないみたいですが、あんなことやられたら、惚れます。ええ、間違いなく。男でもほれる。
椎菜だったら、裕人と春香の関係に気づいてると思うけど、それでも思いを伝えたくなるかもしれませんね。いったいどうするのか、ハラハラドキドキしつつワクワク。

四編の中で一番好きな話といったら、最後のお話かな。二人っきりで初日の出を見に行くんですから、ああ、なんて素敵なシチュエーション。おみくじの運勢や振袖がうんちゃらなどのお約束も楽しいし、さりげない裕人の優しさもよかったです。お姫様だっこは、まさにこういう時のためにあるものですよねぇ。好きな子のためにカッコつけることができる嬉しさみたいなものが伝わってきます。

特別な場所で特別な人と初日の出を見られて、最後の最後には記念的なこともあって。ここまできて、告白しあってないのは不思議なぐらいですが、いつか、そのシーンが見れるんだろうなと今から楽しみです。

そういえば、また一人、新たな人が参戦してくるのかしら。それとも春香が、あっちの世界に誘われて的な話の伏線になるんですかね。これはちょっと気になります。

気になるといえば、毎回名前だけ出てくる信長の妹の真尋は、このまま姿を見せないキャラとして定着するんじゃないかと思いはじめてきた今日この頃。

乃木坂春香の秘密 6 (6) (電撃文庫 い 8-11) - 五十嵐 雄策

乃木坂春香の秘密 6 (6) (電撃文庫 い 8-11)
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Comment:2

ジャラル 2007-06-10 (日) 14:10

アニメ化計画スタート?のこの作品。まあ「バッカーノ」がアニメ化されるぐらいですから・・・。冬コミに参加して以前に会った謎のお兄さんと再会して、その正体は(笑)。アニメ化したら本人が声するのかな(漫画家さんのアニメ出演はよくあるし)? 次回は芸能界編かな?

deltazulu 2007-06-10 (日) 20:15

あれ、アニメ化されるんですか?どうもその辺の情報にはうとくて……。この雰囲気が出せるなら面白そうですけど、どうなんでしょうね。

> 次回は芸能界編かな?
そうなると面白そうな気もしますが、裕人がかわいそうなことになっちゃわないかどうか心配です。

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