秋晴がウエイター業務を初体験しているとき、いきなり理事長(の秘書、深閑)から呼び出しを食らった。その場には、かのお嬢様、セルニアもいる。どうやら白麗陵に入り込み、構内を盗撮した人物がいるらしく、よりによって写っていたのが、セルニアだったのだ(秋晴はそっちに詳しい人物と思われて呼び出された。言わばとばっちり)。
怒りまくったセルニアを抑えるために、従育科の面々は、夜間に盗撮犯を召し捕らえるべく、警備する羽目になったが……
メイドや執事になるための専科である従者育成科に編入した秋晴が、お嬢様方と繰り広げるドタバタコメディ第二弾。今回は盗撮犯を捕まえる話と、相手を満足させる試験に挑む話、番外編の料理試験という三編が収録されています。
いやあ、セルニアが笑える笑える。高貴な生まれで高飛車で、でも秋晴が気になってしょうがなくて。何かとつっかかりながら、指摘されると慌てる姿がたまりません。いわゆるツンデレなんですが、妙に僕の心にハマります。もう大好き。
ショックな出来事があったかもしれませんが、夜に二人っきりで密着できたんだからいいですよね、セルニアさん。
今回は幼馴染の朋美があまり出てこないので、微妙に面白くなかったかも。パートナーを満足させる試験で、秋晴のパートナーになったときには、どんなことをやってくれるのかと期待していたんですが、あっさりと違う方向に行ってしまったので拍子抜けしてしまいました。
とはいえ、あの話はあの話でとても良かったです。あまりにも飛びぬけた才能を持っていることで、周りから特別視されることに嫌気が差した桜沢先輩の寂しい心境を、秋晴がうまくカバーしてましたね。朋美が何気にいい人をやってしまったのもわかります。ちょっと脇が甘いところがありますが、いい話でした。
というか、朋美の考えにあっさり気づくあたり、秋晴との関係が一歩進んでるかな。今回は朋美が秋晴に対しての思いを感じるところが、あまりなかったのが残念ですが、今後に期待しましょう。
そういえば、番外編で、前作からの意外な秘密があっさり明かされたことに驚きました。いや、気づいてはいましたが、まさか 1行目であっさりなんて思いもしませんでしたよ。いや、逆方面から見ることができたのは大変面白かったのでいいですが。
このあたりの秘密が、秋晴に知れるのはいつなんだろう。ちょっとニヤニヤしちゃいますね。
気づけばモテモテな秋晴ですが、本人は学業に忙しいし、周りは周りでちょっと変わった人たちばかりなので、発展するのは難しいだろうけれど、それだけに駆け引き、といったら大げさですが、誰かがアプローチし始めると楽しくなりそう。
でもね、大きな不満がひとつあるんです。
もっと深閑先生の出番を……
れでぃ×ばと! 2 (2) (電撃文庫 こ 8-8)
上月 司
関連エントリー
[上月司]
[れでぃ×ばと!感想一覧]
[電撃文庫][ライトノベル]
Home > ライトノベル > [上月司] れでぃ×ばと!2
Trackback:5
- TrackBack URL for this entry
- http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/1353
- Listed below are links to weblogs that reference
- [上月司] れでぃ×ばと!2 from booklines.net
- れでぃ×ばと!(2) from Alles ist im Wandel 2007-01-09 (火) 02:47
- れでぃ×ばと! 2posted with 簡単リンクくん at 2007. 1. 9上月 司〔著〕メディアワークス (2007.1)通常24時間以内に発送...
- もう行けるとこまで行ってしまえw【れでぃばと!2】 from ラノベなPSP 2007-01-16 (火) 14:48
- [http://www.bk1.co.jp/product/2743807 れでぃばと!2] 前巻では無駄にエロゲっぽい雰囲気だけで間を持たせている...
- れでぃ×ばと! 〈2〉 from MOMENTS 2007-01-27 (土) 01:15
- 読了。 相変わらず表紙がぱんつはいてない。挿絵もえろえろな感じで良いですなぁ。四季鏡嬢のクリームまみれな絵は予想通りというか。 さて、本編自体は短編の積み...
- れでぃ×ばと! 2 from ライトノベルっていいね 2007-02-10 (土) 08:41
- れでぃ×ばと! 2 著者 上月司 イラスト むにゅう レーベル 電撃文庫 今回も表紙が・・・・・・ 人気blogランキン...
- [書評][上月司][れでぃ×ばと!][コメディ][ちょいエロ][★★★★]れでぃ×ばと!(2) from いつも感想中 2007-03-04 (日) 19:23
- れでぃ×ばと! 2 (2) 作者: 上月司 出版社/メーカー: メディアワークス 発売日: 2007/01/06 メディア: 文庫 正直、この作者の前の...








