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[長谷川昌史] サインをつかめ!

ピンチのときにメールが届く。その指示に従うと願いが叶い、叶ったら誰か一人に一回だけメールを転送できる。そんな「サイン」の噂が叶屋高校に広がっていた。
噂のことは知っているけれど、未だそんなメールを受けたことがない修一は、先輩からの「指導」を受けていた。あまつさえアクセサリを奪われる始末。その上、気になる人を落とそうと目論んでいるみたいで……。

いじめられっ子の修一、三年越しの片思いを続けている内気で占い好きな律子、夢中になれることながく刺激を求めている玲奈、過去の過ちから周りの人の幸せを願う誠司という少年少女四人の視点から語られる物語で、ひとつのことが原因となって、次の人がその影響を受けてと、ドミノ倒しのように話が進んでいきます。
どのキャラも自意識過剰というか、自信過剰というか、微妙に好みではなかったんですが、気がつけば次は何が待ち受けているのかと、わくわくしながらページをめくっていました。

キーワードとなるサインは「そこはいっちゃえよ」
背中を押すような言葉ですが、なるほど、そういうこともあるのかと思わず笑ってしまったりもしました。サインがぐるりと回っていく展開は、多少都合がいいなと思わなくもなかったけれど、スピード感を緩めることなく、きちんと収束させてて、なかなかうまいです。

ただ、最終章がなあ。
いや、多少ならいいんですが、全部ってのはちょっとね。あれじゃ、何ていうか姑息すぎる気がします。そっち方面にするんだったら、もうちょっとフェアにやってほしかった。後半はともかく、前半からは想像できなかったので……。
ドミノ方面で突っ走るか、あるいはもうひとつの方面でいくか。どっちかにすれば、もっと良くなったんじゃないかと思いました。もったいない気分でいっぱい。

サインをつかめ! - 長谷川 昌史

サインをつかめ!
長谷川 昌史

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長谷川昌史

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ただの青春モノと侮るなかれ。【サインをつかめ】 from ラノベなPSP 2006-11-18 (土) 15:20
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(書評)サインをつかめ! from たこの感想文 2007-03-18 (日) 14:57
著者:長谷川昌史 サインをつかめ!価格:¥ 641(税込)発売日:2006-11

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