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[藤原祐] レジンキャストミルク 3

ひめひめの身体と記憶は無限回廊の手の内にある。まだ取り戻せる可能性はあるのだ。
だが、そのことを硝子はなぜか晶に言い出せなかった。
思考にエラーが頻出し始める中、無限回廊は次なる手を打ち出してきて……

夏休み直前ということで浮き立つ生徒たちの話や、三者面談ならぬ四者面談などの学園ものパートでのやり取りには、いつもながらニヤリとさせられます。芹菜母恐るべし。

今回は意外にも蜜が動いてましたね。己のしたことによる反動が人を傷つけたということに、こうも反応するとは思わなかった。何だかんだいっても根はいい人なのか。きみちゃんの洞察どおり?

ひめひめとのやり取りで「無限回廊」の狙いについてはひとつ予想していたんですが、こっちから攻めてくるとは思わなかった。硝子の鈍さは前から言われてたか。
感情を持つことを目的としていたはずなのに、硝子の躊躇が悲劇に拍車をかけていく展開は見事です。

わりとストレートな展開だったなあと思いましたが、これは前編となる巻だからでしょうか。後編となる次作が待ち遠しくてたまりません。

そうそう。巻頭の「虚軸」の説明はわかりやすかった。これは 1巻で欲しかったなあ。

レジンキャストミルク〈3〉 - 藤原 祐
レジンキャストミルク〈3〉
藤原 祐

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