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[葉山透] 9S <ナインエス> Ⅶ

フリーダムの降下にあわせて、スフィアラボを浮上させる。そうしたら闘真はフリーダムを目掛けて走るだけ。例え、外壁がDランクの遺産だろうか、相手が精鋭部隊だろうが、知ったことではない。
遺産が欲しいのであれば、峰島勇次郎を狙えばいいのだ。なぜ、由宇を狙うのだ。
静かに怒りに染まっていく闘真は、風間の静止も聞かずに、フリーダムへ向かって走り出した……

穏やかなエピソードから始まったと思ったら、そこから怒涛の展開。「死ぬわけにはいかない」と這いずり回る由宇がとても印象的でした。今までは生きることをどこかで諦めていた感じだったので、意識の変化が心に残ります。
信じることができる相手がいたからこそなんでしょうね。ようやく自覚し始めたかな。

今までばら撒きまくった伏線をガンガン回収するために、次から次へとジェットコースター的な展開を見せつけられましたが、個人的には合間に見える小さなエピソードも素敵だと思いました。小夜子の話とかもっと書いて欲しかったなあ。
そういえば、普段はあまり前線に出てこない麻耶ですが、今回はかっこよかった。いつの間にか強くなったんだねぇ、と思ったけれど、闘真の前では妹ですか。そんな落差がかわいい。コアラ柄のパジャマ姿も見れたし大満足。

そんなわけで、とりあえず一区切りはついたものの、まだ ADEM 編は続く。
さりげなく張られた伏線らしきものが、今後どう使われていくんでしょうか。
おそらく次作では由宇が活躍するでしょうから、大いに見ものです。

9S (7) - 葉山 透
9S (7)
葉山 透

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