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[長谷川昌史] 水晶宮殿 nerim's note Ⅲ

「青の小隊」と別れたネリムはセジカ国へと向かった。
旧カルタゴ王朝の人間と会うために。
だが、城へ入った瞬間、ネリムは閉じ込められた。
次々と襲い掛かる罠。そこには意外なものと意外な人物が待ち受けていた……

あからさまなまでに散りばめられた不安を煽る展開。
それがまた当然のごとく当たるのは、ネリムの甘さが原因。
とはいえ、欲望にまみれた者たちと関わりあいながらも素直に成長しているところは好感だったり。
不思議とこの著者の文章というか物語の雰囲気に、とても透き通った印象を受けるんですよねぇ。
起伏の激しい展開ではないけれど、読んでいてとても気持ちがいい。

ただ、何かすっきりしないのは、話が進んでるようで進んでいないからでしょうか。
読み終わってから「結局今回の話はなんだったの?」という感じ。
今までの展開との繋がりがはたしてあるのかないのか。
それとも後々のための伏線でも張られてるんでしょうか。
面白いから読んでる最中は気にならないんですが。

何にせよ、完全に続く結末だったので(あんな場面で終わりやがって!)、これから物語が動くことは間違いないはず。
次作に期待しましょう。

水晶宮殿 - 長谷川 昌史
水晶宮殿
長谷川 昌史

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[http://www.bk1.co.jp/product/2628438 水晶宮殿] まぁ…1巻からやってることは大して変わってませんから。 も...

Comment:2

するルーン 2006-05-26 (金) 22:05

新作待ちどうしいよぅ

deltazulu 2006-05-26 (金) 22:59

いつ出るんでしょうね。7月も出ないみたいですし……
ほんと待ち遠しいです。

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