Home > ライトノベル > [周防ツカサ] ユメ視る猫とカノジョの行方

[周防ツカサ] ユメ視る猫とカノジョの行方

道の真ん中に見知らぬ女が立っていた。
しかもその女性は行く手をふさぎ、智季の腕をつかんできて言う。
「ドウシテ、逃ゲル?」
やばい。いくら美人でもこいつはやばい。
何とか振り切って家に戻り、自分の部屋に駆け上がったら、ベットに人影があった。
先ほど振り切ったはずの女性がベットで本を読んでいたのだ……。

人間関係に縛られたくないと思う智季と、猫の体に入り込んだキリコと名乗る精神体との関係を描く不思議な感覚のストーリィ。
人とは異なるがゆえに感情というものに対して矛盾を感じながらも、少しずつ理解しようとしているキリコが印象的。むろん利害関係があるんだけど、それでも尊重しようとする、変わっていく姿は好感を持ちました。

ただ、智季はちょっと微妙かな。
人間関係に縛られたくないという点についてはわかるけれど、その割りに中途半端だ。いや、そこが思春期特有というか人間というもののジレンマなのかもしれないけど。
このあたりどうなるのか興味あるな。
個人的には健気に頑張る姉崎が大好きです。

物語としてはきれいに終わっているようでもあり、中途半端に終わっているようでもあるんですが(どっちともとれる)、はたして続きは出るんでしょうか。
気になってしょうがないので、ぜひとも出していただきたいですね。

ユメ視る猫とカノジョの行方 - 周防 ツカサ
ユメ視る猫とカノジョの行方
周防 ツカサ

メディアワークス(文庫)
Amazon | bk1

booklines エントリー
周防ツカサ

Home > ライトノベル > [周防ツカサ] ユメ視る猫とカノジョの行方

Trackback:2

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/597
Listed below are links to weblogs that reference
[周防ツカサ] ユメ視る猫とカノジョの行方 from booklines.net
ユメ視る猫とカノジョの行方/周防ツカサ from ラノベ365日 2006-01-23 (月) 01:05
『ユメ視る猫とカノジョの行方』 周防 ツカサ 電撃文庫 【オレと彼女はベットも中で会話を交わす。といっても彼女は人間ではなく喋る猫。ただし猫でもな...
ユメ視る猫とカノジョの行方 from ライトノベルっていいね 2006-02-13 (月) 19:11
ユメ視る猫とカノジョの行方 著者 周防ツカサ イラスト 森倉円 レーベル 電撃文庫  前作があまりよくなかった著者の作品は買うのに...

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > [周防ツカサ] ユメ視る猫とカノジョの行方

Search
お気に入り

異形の王子と毒を吐く少女の恋の物語

4048700588

他人を寄せつけぬ毒を載せた言葉を吐いていた少女が、王子と伝承と出会ったことで、信じる思いを紡ぐようになる、その祈るような思いに涙しました。懐かしき人たちとの再会もまた素敵。→感想


それは血の繋がらない家族の物語。

4048700480

大きな山や谷があるようなお話しではないんだけれど、クセのある七人のきょうだいが共に暮らすその家には、じんわり温かい家庭がありました。それぞれ抱えているものはあるけれど、この家族ならきっと支え合いながら乗り越えてくれると信じてる→感想


それは「夢利き」が語る人の夢の物語。

夢の上(1) 翠輝晶・蒼輝晶 多崎礼

最高傑作級!辛くとも好きな人と共に歩める幸せ、あるいは人の夢に乗る幸せと切なさ。独立しながら、リンクする物語は、温かさに、人を想う気持ちに満ちあふれて、胸が熱くなる。人が人と出会うことの素晴らしさは、時に眩しくもあり、切なくもなるんだなと思いました。→感想


江戸時代。新たな暦を作る偉業を成し遂げた渋川春海の物語。

天地明察

最高傑作!碁打ちであり、算術家でもある男が、打ちのめされ挫折して挫折して挫折して、でも夢を忘れられず、立ち向かう姿に、どれほど興奮させられたか、泣かされたことか!さりげなく描かれる恋も素晴らしく、読み終わりたくないとこれほど思った作品はありません。 → 感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下

なかのひと

Page Top