道の真ん中に見知らぬ女が立っていた。
しかもその女性は行く手をふさぎ、智季の腕をつかんできて言う。
「ドウシテ、逃ゲル?」
やばい。いくら美人でもこいつはやばい。
何とか振り切って家に戻り、自分の部屋に駆け上がったら、ベットに人影があった。
先ほど振り切ったはずの女性がベットで本を読んでいたのだ……。
人間関係に縛られたくないと思う智季と、猫の体に入り込んだキリコと名乗る精神体との関係を描く不思議な感覚のストーリィ。
人とは異なるがゆえに感情というものに対して矛盾を感じながらも、少しずつ理解しようとしているキリコが印象的。むろん利害関係があるんだけど、それでも尊重しようとする、変わっていく姿は好感を持ちました。
ただ、智季はちょっと微妙かな。
人間関係に縛られたくないという点についてはわかるけれど、その割りに中途半端だ。いや、そこが思春期特有というか人間というもののジレンマなのかもしれないけど。
このあたりどうなるのか興味あるな。
個人的には健気に頑張る姉崎が大好きです。
物語としてはきれいに終わっているようでもあり、中途半端に終わっているようでもあるんですが(どっちともとれる)、はたして続きは出るんでしょうか。
気になってしょうがないので、ぜひとも出していただきたいですね。
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周防ツカサ
Home > ライトノベル > [周防ツカサ] ユメ視る猫とカノジョの行方
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