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[渡瀬草一郎] 空ノ鐘の響く惑星で9

新たな王をお披露目するために、戦争の勝利を祝うために、開かれることになった舞踏会。
フェリオの正妻候補である"神姫の妹"のウルク、"戦姫"のリセリナも参加するとあって、
活気に満ちていた。
そんなアルセイフへ忍び寄るラトロアの工作員。
それはシズヤの上司。彼はアルセイフを混乱へ導こうととしていた……。

今回もウルクが素敵でした。その性格の良さが大いに発揮。
下手に希望を持つよりは、と身を引こうとするリセリナに対してかけた言葉。

私は、貴方に負けません。だから貴方も"私"なんかに負けないでください。

この幸せもの!とフェリオに言いたい。
そんなウルクが乱れる姿も見れたりするあたりも大いに楽しめる。
いろいろ作戦を考えてね、ライナスティ。

物語全体の流れとしてはわりと平穏なアルセイフという感じ。
戦乱の後始末とお披露目と旅立ちと言ったところ。
今回はいろんなところで人がくっついてましたが、これは新たな旅立ちが始まるのを
受けてのことでしょうか。
途中に怪しき者たちが現われましたが、正体が気になる。
ちょっとこのあたり不穏な雰囲気。
次なる段階へ進んだとき、フェリオは、リセリナは、ウルクは、そして仮面の男はどう動くのか。
期待に胸を膨らましてしまうシリーズです。

空ノ鐘の響く惑星(ほし)で (9) - 渡瀬 草一郎
空ノ鐘の響く惑星(ほし)で (9)
渡瀬 草一郎

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