「貴方は殺人鬼ですから」
そしてチェーンソーが向けられた。
自分が殺人鬼であると肯定はするが、俺は決してイカレていない。
この島にいる限り、俺はまともだと言っていい。
そんなのんきな事を言ってられる状況じゃないのはわかっている。
東地区の護衛部隊に囲まれているのだから。
それでも少し嬉しいと思った。視線の先に彼女がいるから……。
護衛部隊に追われる日々を過ごす殺人鬼、雨霧八雲を中心とした物語。
むろん、それだけじゃなくて、人を探す探偵が、島の暗部を握るマフィアが、西地区の葛原が、そして東地区の護衛部隊が、などなどいつものごとくいろいろ絡まってきそうな展開。
それだけ絡む割にわかりやすいのはストレートな展開だからでしょうか。
奇人変人ばかりが出てくるけれど。
一度島を離れた人が戻ってきたり、バネ足ジョップリンのこと、そして殺人鬼の正体などなど、下巻に向かっての種まきが十分になされたという感じ。
まだまだ山場は無いけれど、勢いのよさは相変わらずですね。
淡い恋の話もあるみたいだし、下巻が楽しみだ。
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成田良悟
Home > ライトノベル > [成田良悟] がるぐる!上 Dancing Beast Night
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