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[谷川流] ボクのセカイをまもるヒト

普段と同じ1日だった。学校からの帰り道までは。

「お兄ちゃーん」と叫びながら体当たりしてきたかわいい子。いないはずの妹。
それは「科学者」― マーガ ―の世界の住人が作った異空間から武器を取り出す人間兵器。

「わたしが守るように言われたのはお前だけだ」
「妖精」― アプリリス ―の世界の住人にふさわしい容姿の少女。素手でミサイルをはじく少女。

そんなとてつもない力を持つふたりがなぜか巽を守るという。

学校の帰り道にいきなり抱きつかれて、お兄ちゃんって呼ばれて、それで家に帰ったら
もうひとり違う女の子が待ってて、二人が戦争を始めて家が壊れて、危険が迫ってるとか言われて。
そんなこと普通に考えてあるわけない。
でもそれ以上に普通じゃない姉は聞く耳を持たなかった。
流されるように二人に護衛されて過ごす毎日。
そんなある日、巽は命を狙われた。半信半疑だった話は本当だったのだ……。

妹萌えとツンデレ(というかツンダケ)、ちょっと気弱な主人公という感じだったので、
受けを狙っているな、ってのが、読みはじめに受けた個人的印象。
面白くなりそうで、面白くならないのでちょっと微妙でした。
この著者は三人称の視点から書かないほうがいいのか?

少しずつ心を開いてくれるツンダケな「綾羽」といきなりな決断を下すかわいい少女「猫子」。
ふたりが巽を守るのはなぜなのか。何のために巽は狙われているのか。
まったく持って説明されない展開だから、いまいちノレませんでした。
いろいろ怪しい展開を思わせる雰囲気をかもし出しているので「だからそれはどういうこと!?」
と余計に思ってしまうのかもしれない。
その伏線が効いてくればこれから面白くなるのかなあ。

後半も残り少なくなってからはわりとスピーディな展開。ちょっと遅い。
とはいえ、その感じでいってくれれば面白くなりそうなので、ちょっとだけ期待してみましょう。

ボクのセカイをまもるヒト - 谷川 流
ボクのセカイをまもるヒト
谷川 流

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