強いというほどではない。
だが疲れを知らず、痛みを知らず、恐怖を知らず、ただ剣を振り回す敵。
倒しても倒しても「御柱」から出てくる死せる兵。
王族の人間として動くフェリオ。だが私情を捨てきれない。
「すべて」を守ることは無理だろう。
だが、「より多く」のものを守り、また守りやすくすることなら不可能ではない。
その思いに立ちはだかるものは……。
自らの気持ちにウソをつくリセリナと、失った記憶を取り戻すことに恐れをなすウルク。
どちらも相手を思うが故、そして自分が傷つきたくないが故の気持ち。
う~ん。この揺れ方は面白い。
個人的にはウルクに頑張ってほしい。
シアのために手を上げたウルクは素敵でした。
そしてイリスと向き合うエンジュ。決意を新たにしたムスカ。
このあたりが次巻以降どう繋がっていくのだろうか。
急展開こそ無かったものの、まだまだ予断を許さないシリーズ第 7 巻。
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渡瀬草一郎 / 空ノ鐘の響く惑星でシリーズ一覧
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