記憶を失ったウルクの今後。反逆の意思を示したとされた神官たちの安否。
カシナートや神殿騎士たちの思惑。来訪者たちの所在。
フェリオの前に積まれた課題。だが、何としても早急にことを納めねばならない。
そんなフェリオの思惑を嘲笑うかのごとく、ベリエは部下に提案した。
「リカルド。ウルク司祭に手を出してみる気は無いか?」
その地位とフェリオの大事な人という立場ゆえにウルクの身を狙うものが次々と現れ……。
戦闘よりも政治的な駆け引きが中心となった展開はシリーズで初めてと言ってもいいかも。
ある意味地味だけど、物語の構造上は重要な鍵となりそう。
おそらくここでいろいろな伏線が張られている。
今のところ明らかにされていないところをどう紡いでいくのか興味深い。
そして例の三角関係。ウルクの記憶が無いということで、今回はリセリナがメイン。
ようやく自分がフェリオを想っていることを自覚したようで、そんな自分が醜いと思っている
リセリナに共感。やっぱり人を思うってことはいろいろあるわけだよ。
ウルクがいい人だから余計につらいんだろうなあ。
個人的にはウルクのほうが好きだけど、この世界でひとりとなってしまうリセリナにはいい具合
になってもらいたいとも思う。ああ、悩ましい限りの展開だ。
これは十分チェックしていかないと。
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渡瀬草一郎 / 空ノ鐘の響く惑星でシリーズ一覧
Home > ライトノベル > [渡瀬草一郎] 空ノ鐘の響く惑星で6
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