「幽霊話なんて信じない」
第四王子のフェリオは世話人の少年神官のエリオットから聞いた話を一笑した。
憤慨したエリオットを従えて、幽霊が現れたという神殿の御柱を訪れた。
何もないと思った矢先に御柱から現れたのは、見たこともない服を身にまとった少女だった。
「― 殺さないで ― みんなを― ……」
少女は傷を負い、血を流していた。
彼女は、この世界へ"あちらの世界"から時として現れる来訪者だった……。
「空ノ鐘の響く惑星」というキーワードは特に重要じゃないみたい。
世界観を作り上げる前半にちょこっと出てくる程度。深読みしてしまいました。
別世界へ移ってしまったリセリナの不安を優しく包むフェリオがいいねぇ。
ウルクもフェリオに好意を持ってるみたいだし。う~ん。これは悩ましい三角関係。
このあたりは今後どうなるのか。想像しただけでニヤリとしてしまう。
後半は打って変わって急展開。混乱しそうなほど。
御柱から出てくるものたちはいったい何をしにきたのか。まだまだ謎は多すぎる。
これからが楽しみでならない、面白さ抜群の正統派ファンタジー。
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渡瀬草一郎 / 空ノ鐘の響く惑星でシリーズ一覧
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