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[渡瀬草一郎] 陰陽ノ京 巻の三

長い間降り続く雨。
清明はくらい過去を思い出す。かつて要石をもって封じた化け百足のことを。

そしてその予感は当たる。
大雨の影響で石が砕かれ、封印が解ける。
毒をもつ百足ゆえに、保胤の力は使えない。使えば回りの草木がやられてしまう。
何よりそれを生み出したのが自分たちのせいだとすれば……。
だが、ほうっておくわけには行かない。京の町は目と鼻の先。
陰陽寮の精鋭たちがこぞって封じにかかる!

今回は時継の出番が少ないなあ。
その代わりといってはなんですが、守護霊の訃柚が印象的な登場をしてくれます。
何より龍の血を引くものの話が悲しいまでにきれいで。
この人の書く作品はどれもいいけど、このシリーズは別格です。
多くの人にオススメ。

陰陽ノ京〈巻の3〉 - 渡瀬 草一郎
陰陽ノ京〈巻の3〉
渡瀬 草一郎

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