「お前は『すべからく』をどういう意味だと思ってるんだ?」
戦慄する俺に、理科は小首を傾げ、
「エッチな意味?」
「謝れ!すべからく『すべからく』に謝るべし!」
「やだ先輩ったら……それってセクハラですよ」
「だから卑猥な言葉じゃねえんだよ!」
友達作りを目指しながら迷走する「隣人部」の部活動模様を描くラブコメディ第四弾。夏休み明け、みんなでイメチェンしたり、しくだいをやったり、テストの答え合わせしたり、お泊まりするお話です。
相変わらず残念だけど、ちょっぴりドキドキが加速してきたかな。いや、「ソラ」のことがあるから、急展開すると思ってた身としては、そうならないのが残念ではあるんだけど、まあ、友達云々でさえハードル高いのに、恋愛に発展するのはきついか。ときおり見せる嫉妬模様とかニヤニヤしてしまうだけに、何かハプニング起きないかなーと意地悪く思う僕がいる。
夜空が紙を切ったことから髪型の話になり、試験間近ということでお勉強話があり、ホモゲ部というアニメなど、多種多様のお話がありましたが、個人的に楽しかったのは、テストの答え合わせ。休み時間ごとに、あの問題できた?とか言うのは友達っぽいということで、練習するという、とても隣人部らしい残念さが漂ってました。だめだこいつら……珍しいのは、星奈が夜空をやりこめたこと。普段夜空にやられてばっかりだけど、実は頭がいいんだよなあ。なのになんでこんな残念なんだろうと思いつつ、その残念さが可愛かった。
あとは、マリアがお泊りに来たお話しも楽しかった。小鳩と衝突しまくりなんだけど、このふたりは喧嘩するほど仲がいいを地でいくよなあ。もうくんな!と言いつつ、次に来る日を楽しみにする様子とか、まったく素直じゃないんだから。 ちなみにこの巻ではマリアの姉ケイトが登場して、このお泊り話でもいろいろちょっかい出してきますが、とってもシスコンでした。
無謀にも王様ゲームに挑戦しる隣人部に、ニヤニヤしつつ合掌したけれど、最後がまたすごいことになってたなあ。思わず「は?」状態でしたが、勘違いが暴走していくと面白いことになりそう。星奈はともかく、夜空が必死になりそうで楽しみです。
僕は友達が少ない 4 (MF文庫 J ひ 2-22)
平坂読
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