「僕、なんでもかんでも萌花さんの言うとおり、エッチに書くわけじゃないからねっ」
「あら、そう。なら……」
萌花さんは、口の端を曲げ、魔女のように妖しい笑みを浮かべた。
「女の子のことしか、考えられないようにしてあげる」
萌えが理解できない高校生作家・時任孝一と出版社の社長の娘でありクラスメイトでもある三流木萌花が、売れるライトノベルを創り上げて行くシリーズの第二弾。今回は、前回の続編を書き上げるべく、孤島の別荘にカンヅメにされたら……というお話。
うーん。本を作る話から本を売る話にシフトしましたが……個人的にそれほど興味が無い話題であったせいか、あまり面白く感じなかったなあ。
いや、売るために努力するというのは正しいことだと思うし理解もできるんだけど、孤島の別荘でふたりっきり、というドキドキな展開から、邪魔が入っていくのはお約束としても、売るためとかあんま関係なくなってたような……たぶん、みんなで作り上げていく、みたいな話じゃなかったから、楽しめなかったのかもしれない。期待と違っていたんでしょうね。
委託販売制度の説明は興味深かったし、出版業界話は面白いんだけど、今後もこんな感じで進むなら、もういいかな。
三流木萌花は名担当! 2 (MF文庫J た 5-9)
田口 一
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- 著:田口 一 イラスト:をん 「━━私は、『売れる』本も『売れない』本も、『良い』とされる本も『悪い』とされる本も取り扱い、全国の書店さまに販売していただ...







