Home > ライトノベル > [十文字青] いつも心に剣を(3)

[十文字青] いつも心に剣を(3)

「君の父上のことについては、いつか話そう。今はまだそのときではない」
「なんで今はだめなの?」
「君がその手に剣を握ったからだ」

両親の元を飛び出して旅をするレーレとユユが、人と魔女たちの争いに翻弄されていくシリーズの第三弾。今回は、レーレが騎士セルジュと主従関係を結ばされて、湯湯との距離が開き始めるお話です。

セルジュのものになるという意味を、じわじわと感じる展開は、嫌な気持ちになってくるなあ。優越感の意地悪さに、ユユがどんどんと萎れていくのがやるせない。レーレはユユのために動いてるのに、それが伝わらないんだもんなあ。

そんな中、魔女討伐隊「雨雲」と共に、魔女討伐へと向かうセルジュとレーレたちでしたが、ヨナハンの狂気じみた行動のせいで、どんどん苦しくなるから、ドキドキする。ひとりだったら切り抜けられることでも、という展開は、重苦しくてたまらなかった。

一方、討伐隊に加わらなかったユユの方にも危機が訪れてましたが、彼女の心境の変化が、意外でもあり納得させられるものでもあり。
ユユが、子供を救ったのは、レーレという存在が遠くなったことの代替なんじゃないかと思ったりもしたけれど、最後の一喝は、きっとユユが変わったことの表れなのかもしれない。このあたりは気になるところですね。

きっと約束は守られる……とは思うんだけど、このままいくと、レーレがヨナハンのようになってしまわないか不安でいっぱい。

いつも心に剣を〈3〉 (MF文庫J) - 十文字 青

いつも心に剣を〈3〉 (MF文庫J)
十文字 青

メディアファクトリー(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
[十文字青] [MF文庫J] [ライトノベル]

Home > ライトノベル > [十文字青] いつも心に剣を(3)

Trackback:0

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/3310
Listed below are links to weblogs that reference
[十文字青] いつも心に剣を(3) from booklines.net

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > [十文字青] いつも心に剣を(3)

Search
お気に入り

超能力者との恋と青春!

超能力者のいた夏 (メディアワークス文庫) - 寺本 耕也

超能力者といっても何が変わるわけじゃない。ちょっぴり驚くことも多いけれど、寮生活を共にするうちに打ち解けあう姿がすばらしかった。みんな魅力的でこんな寮に住んでみたいと、そう思える青春ものでした。→感想


糖度パネエ!

悪魔のような花婿 (コバルト文庫) - 松田 志乃ぶ

悪魔伯爵と呼ばれた男に嫁入りした泣き虫姫の新婚ライフ。可愛らしくていじらしくて気恥ずかしくてニヤニヤして、喧嘩すら微笑ましい。読んでて砂を吐きそうになるぐらい甘いやり取りばかりだけど、羨ましくて楽しくて続きが読みたい。大好き。 → 感想


青春の下校ライフ!

484013250X484013426X

男一人に女の子三人で下校する。ただそれだけのお話なのに、楽しんでる様子が伝わってきてほっこり温かい。毎日一緒にいるのに、ひょんなことから意外な素顔を見て……みたいなのはいいですね。ほんのりある恋愛要素もニヤニヤです。→ 一巻感想 / 二巻感想


江戸時代。新たな暦を作る偉業を成し遂げた渋川春海の物語。

天地明察

最高傑作!碁打ちであり、算術家でもある男が、打ちのめされ挫折して挫折して挫折して、でも夢を忘れられず、立ち向かう姿に、どれほど興奮させられたか、泣かされたことか!さりげなく描かれる恋も素晴らしく、読み終わりたくないとこれほど思った作品はありません。 → 感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下

なかのひと

Page Top