「……尊敬してるんだな」
「心から。それにこの写真はお父様からもらったものなの。いつも肌身離さず持っているし、あたしの大切な心の支えだから……こうやって、誰かに見せたりもしない」
「見せてくれてるじゃんか」
軽くツッコむと、アリアはそっと、本当に大事そうに、誇らしげに手帳を閉じた。
少し頬を赤らめて、振り返る。
「キンジにじゃなきゃ、見せないよ」
凶悪化する犯罪に対抗して新設された国際資格『武偵』を育成する教育機関・東京武偵高校で、「ある秘密」を抱えながら探偵課に所属する遠山キンジが、犯罪者を一度も逃したことが無いという強襲科の超エリート、神崎・H・アリアとパートナーを組んで、事件に取り組むアクションストーリィの第四弾。今回は、アリアが狙われているかもしれないという状況で、カジノの警備の任務に向かうお話です。
兄のことを言えないが故に、アリアとの間に亀裂が生まれてくところは、なんとももどかしいものがあったけれど、仲直りのためにお祭りに行ったときの話が、すごい良かった。警備という建前の元、キンジと共に行動する楽しさを満喫するアリアが可愛かったし、お約束のハプニングにはニヤニヤしまくりでした。
ここまできちゃうと、ふたりの間に白雪が入ってくるのがなあ……毎度ヒステリックなので、ちょっとね。
さてさて、今回ようやくイ・ウーの話が合かされましたね。ただの超人育成機関ではないってところはともかく、無法集団ってところは……。アリアに目を向けたところで、「教授」の正体はつかめますが(わりとあからさまでしたしね)、後継者を巡る争いに巻き込まれていくってのは、アリアからすると辛いところかも。今回はキンジが揺れたけど、次はアリアが揺れることになるんだろうなあ。
それにしても「緋弾のアリア」については……どうなるんだろう。さらなる重荷になりそうな気がしますが、きっかけをキンジが発動させた以上、絆が重くならず、強く結ばれれば、きっと切り抜けられると、そう信じてる。
関連エントリー
[赤松中学]
[MF文庫J]
[ライトノベル]
Home > ライトノベル > [赤松中学] 緋弾のアリア(4) 堕ちた緋弾
Trackback:3
- TrackBack URL for this entry
- http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/3240
- Listed below are links to weblogs that reference
- [赤松中学] 緋弾のアリア(4) 堕ちた緋弾 from booklines.net
- 緋弾のアリア† 堕ちた緋弾(スカーレット) from 二次元放浪記 2009-08-26 (水) 02:42
- 著:赤松中学 文庫:MF文庫 何となくカナの髪の色はもっと薄いような想像をしていたので若干びっくりです。
- 『緋弾のアリア† 堕ちた緋弾(スカーレット)』の感想レビュー(ライトノベル) from 萌えレビュ! 2009-08-28 (金) 22:44
- MF文庫Jのラノベ、『緋弾のアリア† 堕ちた緋弾(スカーレット)』(赤松中学先生原作、こぶいち先生イラスト)が発売中...
- 緋弾のアリア† 堕ちた緋弾 from お亀納豆のライトノベルまっしぐら 2010-01-03 (日) 23:53
- 著:赤松 中学 イラスト:こぶいち 「パットは、ファッション!パットは、おしゃれ!パッ!ト!は!無罪!」 約四ヶ月一週間半の積み。五ヶ月振りの新刊。サ...







