Home > ライトノベル > [平坂読] ラノベ部(2)

[平坂読] ラノベ部(2)

薦められた本を文香が面白かったといたとき、美咲がいつもとても嬉しそうな顔をする理由を、文香は初めて実感した。
自分の『面白い』が他の人にも伝わるのって、すごい嬉しい。

本を読んだりお喋りしたり、たまにコスプレしたり。ライトノベルと呼ばれるジャンルについての同好の者たちが集まる日常を描いたシリーズの第二弾です。

ああ、楽しいなあ。そう思うのは、こういう体験をしたことがあるのと、こういう体験をしたいという思いがあるからなんだろうなあ。

超能力があったらどうする話のくだらなさといったら、まさに友人たちと話するときのまんまって感じで、ニヤニヤが止まらないし、自分が薦めた本を面白いと言ってもらえたときの嬉しさとかにうんうんと頷いたり、提示されてる本を読もうか迷ってる姿を見たら「それは読むべき」と心の中でつぶやいてしまったり。
ぶっちゃけ、自分もラノベ部入りして一緒にわいわいやってる気分でした。あー楽しい。

今回一番いいキャラだったのは藤倉暦ですね。普段ボソボソと話す引っ込み思案な彼女が、みなの見てないところで恐る恐るとコスプレするときの恥ずかしがる姿は可愛いし、幽霊話ではお茶目な一面も見せてくれるし。
さすがに思いは届かないようですが、秘密を共にする人ができたのはいいことなんじゃないかな。今後、文香の妹・雪華がどういう感じで絡んでくるのか期待したいところです。

そういえば、今回はラノベ部設時のお話が数回にわたって語られてましたが、まさかこんなほんのり淡い恋物語を見せてくれるとは思ってもいませんでした。「入れ替わり」というラノベ部内の話を読んだあとに、部設立時の幼なじみとのやりとりを読むと、せつないばかり。青春って甘酸っぱいですね。

ラノベ部〈2〉 (MF文庫J) - 平坂 読

ラノベ部〈2〉 (MF文庫J)
平坂 読

メディアファクトリー(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
[平坂読] [MF文庫J] [ライトノベル]

Home > ライトノベル > [平坂読] ラノベ部(2)

Trackback:0

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/2876
Listed below are links to weblogs that reference
[平坂読] ラノベ部(2) from booklines.net

Comment:1

ジャラル 2009-01-26 (月) 12:39

今回、某キャラが読んでいた本ですが、私には「著/おかゆまさき イラスト/とりしも」で電撃文庫の迷惑な天使が活躍する話しか分かりませんでした(笑)。「全員片思い」は最初『とらド○!』と思ったのですが・・・。

今回は外人キャラも登場して面白くなりました。私的には腐女子の某キャラの過去話が読みたいですね。

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > [平坂読] ラノベ部(2)

Search
お気に入り

異形の王子と毒を吐く少女の恋の物語

4048700588

他人を寄せつけぬ毒を載せた言葉を吐いていた少女が、王子と伝承と出会ったことで、信じる思いを紡ぐようになる、その祈るような思いに涙しました。懐かしき人たちとの再会もまた素敵。→感想


それは血の繋がらない家族の物語。

4048700480

大きな山や谷があるようなお話しではないんだけれど、クセのある七人のきょうだいが共に暮らすその家には、じんわり温かい家庭がありました。それぞれ抱えているものはあるけれど、この家族ならきっと支え合いながら乗り越えてくれると信じてる→感想


それは「夢利き」が語る人の夢の物語。

夢の上(1) 翠輝晶・蒼輝晶 多崎礼

最高傑作級!辛くとも好きな人と共に歩める幸せ、あるいは人の夢に乗る幸せと切なさ。独立しながら、リンクする物語は、温かさに、人を想う気持ちに満ちあふれて、胸が熱くなる。人が人と出会うことの素晴らしさは、時に眩しくもあり、切なくもなるんだなと思いました。→感想


江戸時代。新たな暦を作る偉業を成し遂げた渋川春海の物語。

天地明察

最高傑作!碁打ちであり、算術家でもある男が、打ちのめされ挫折して挫折して挫折して、でも夢を忘れられず、立ち向かう姿に、どれほど興奮させられたか、泣かされたことか!さりげなく描かれる恋も素晴らしく、読み終わりたくないとこれほど思った作品はありません。 → 感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下

なかのひと

Page Top