Home > ライトノベル > [比嘉智康] ギャルゴ!!!!!4 地獄天国直通大全

[比嘉智康] ギャルゴ!!!!!4 地獄天国直通大全

「バリヨン?どんな地伝か聞いた?」
「はい。ある場所では携帯電話のアンテナが4本立つそうです。その場所で自分の携帯電話の番号に自分の携帯電話から発信すると、死んでしまった人と会話できるらしいんです」

地方都市伝説が現実化するという不思議な現象を、人知れず解決していたおばあちゃん。その後を継いだ春男が、ドーベルマンのかま子と、セクシーフィギュアのエリアス、おばあちゃんの弟子だという女の子・ライムと共に、街に流布する地方都市伝説を解決していくお話の第四弾。今回は、噂長の正体を探っていた春男たちの前に、バリ4、プチ神隠し、歌沫姫、異世界の少女という四つの地伝が発生するお話です。

うおお、一気に盛り上がってきた!
噂長は誰かということで追っかけ始めたら、クラスに怪しい人がいて、状況証拠が固まりつつあるところに、コトリさんが再び地伝の影響を受け始めてしまったから、そりゃ春男も焦るわけだ。いつになく冷静さを欠く姿に、コトリさんへの思いを感じます。
エリアスやかま子、ライムといったところの楽しきハーレムもいいけど、女のこのためにがんばる姿もいいですよね。にしても、他の女の子は、春男のモテモテ(人外だけど)っぷりをどう思ってるんだろ。気になります。

ただ、冷静さを欠いたために、ミスリーディングにひっかかるあたりは、ちょっとアレでしたね。誰が噂長かってあたりは、外から見てる読者なら比較的容易に気づけるが故に、もどかしさを感じるものがありましたが、それにしても、どちらかといえば、これまでは、巻き込まれるがままに、地伝を解決してきた春男が、自分から危険を犯してまで積極的に動いてたのが印象に残ってます。バリ4のおかげで、おばあちゃんと話をしたとき、引き止められたにもかかわらず、前に進んだところが、恰好良かったな。

丸太話やらシジミなど、さりげなくユーモラスなシモネタをかましながら、シリアス展開を繰り広げてましたが、ようやく噂長への道がつながった……と思ったら、ラストでこんな衝撃的展開が待ち受けてるとは思いもしませんでした。思わず、え?と思考停止してしまいました。噂長話はクライマックスを間近に控えてると思うんだけど、それ以上にもうひとつの謎が気になるところです。そういえば、あの女の子話もよくわからないしなあ。ああ、早く続きが読みたい!

ギャルゴ!!!!!〈4〉地獄天国直通大全 (MF文庫J) - 比嘉 智康

ギャルゴ!!!!!〈4〉地獄天国直通大全 (MF文庫J)
比嘉 智康

メディアファクトリー(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
[比嘉智康] [ギャルゴ!!!!!感想一覧] [MF文庫J] [ライトノベル]

Home > ライトノベル > [比嘉智康] ギャルゴ!!!!!4 地獄天国直通大全

Trackback:0

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/2769
Listed below are links to weblogs that reference
[比嘉智康] ギャルゴ!!!!!4 地獄天国直通大全 from booklines.net

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > [比嘉智康] ギャルゴ!!!!!4 地獄天国直通大全

Search
お気に入り

虜囚の姫と疎まれる第二王子の旅路を描くファンタジー。

花守の竜の叙情詩 (富士見ファンタジア文庫) - 淡路 帆希

オーソドックスではあるんですが、各キャラの心の変化が丁寧に描かれていて、とてもいい。切ないお話ではあるんですが、最後の心に温かいものが残りました。大切にしたい思いが詰まってるお話です。 → 感想


まさかこんな素敵な青春物語が読めるなんて!

電波女と青春男 (電撃文庫)電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)

甘酸っぱく、時に遣りきれない思いに苛つくこともあるけど、高いところから飛んでしまうような青春模様が素敵でした。笑いも沢山あるし、ほんと面白かった。とてもオススメ。


聡明であるが故に孤独な少女プルーデンスと、蒼い衣をまとった名無しの吟遊詩人が、鳥の塔に至る迷宮の謎に挑むファンタジー

鳥は星形の庭におりる (講談社X文庫―ホワイトハート)

世界観といい雰囲気といいハマりまくりです。知識を持つが故に、両親や兄から疎まれて、家族といても孤独を感じていた少女なんですが、それをぐっと堪えて、誇り高さを忘れない姿勢が素敵でした。続きが出てくれると最高に嬉しいです。→感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下


十八番目の皇女という立場から、何も手にすることができなかった月華が、心の内に「龍」を飼う涼狐の剣舞に惚れて、剣を手にする中華風ファンタジーのボーイ・ミーツ・ガール。

DRAGONBUSTER 1 (1) (電撃文庫 あ 8-13 龍盤七朝)

淡々と語られている物語だと思っていたのに、気づけば引き込まれています。溜め込んだエネルギーが、次なる巻で爆発してくれることでしょう。背筋がゾクゾクするほど、楽しみでなりません。→感想

なかのひと

Page Top