Home > ライトノベル > [ヤマグチノボル] ゼロの使い魔13 聖国の世界扉

[ヤマグチノボル] ゼロの使い魔13 聖国の世界扉

元の世界に戻る方法を探したいが、こちらの世界にも心残りがある。心揺れる才人と、同じように才人の役に立ちたいと思いながら、帰ってほしくないという気持ちの狭間で揺れるルイズは、自分たちの気持ちに大きな戸惑いを覚えていた。
ある日、アンリエッタ女王から、虚無の担い手であるルイズとティファニアに対して、ロマリアという連合皇国へ至急来てほしいという連絡があり、才人たちは護衛としてついていったが……

聖地を取り戻すために、ロマリアに虚無の担い手を集結させるという、新たなお話の始まりです。

元の世界に帰るか、それとも……というところで、喧嘩という名のじゃれあいをするのは、やっぱり不安があるからなんだろうなあ。俺がいなきゃダメなんだなとか、頭が茹だったような内心が漏斗するところは楽しいんだけど、幾度となく確かめたり、幾度となく振り返ったりするところに、迷いを感じるものがあります。

教皇たるヴィットーリオの依頼を受けて、アンリエッタがルイズたちをロマリアへ呼んだときには、むしろいい動きのような気がしないでもなかったんですが、言ってるここと行動があってないような気がして、うーむ。まあ、どこかで線を引かねばいけないのはわかりますが、それでもねぇ。
ルイズたち以外の虚無の使い手であるガリアの問題も含めて、自分たちのために戦力となるものを如何に利用するかという思惑が見えるところは、あまり気持ちのいいものじゃなかったですね。

いろいろ見えてきたものはあるものの、戦いなどの大きな動きは次巻になるのかなと油断してたら、最後、一気にきた。まさか、ゼロの使い魔で泣きそうになるとは思わなかった。届くはずのなかった手紙に込められた深い愛情を見たときに、彼を思って笑顔を作り続けた彼女の心に、グッとさせられました。

いやあ、よかったです。初っ端のバカップルさが楽しいだけに、最後の切なさがひときわ目立ちました。いい雰囲気になったとき、もし邪魔が入らず、最後までいってたら……また違った選択肢があったんだろうなあと思いますが、ルイズの行動を受けて、才人がどういう思いを持ち出してくるか、大いに楽しみです。

ゼロの使い魔13 (MF文庫 J や 1-16) - ヤマグチノボル

ゼロの使い魔13
ヤマグチノボル

メディアファクトリー(文庫)
Amazon | bk1


ちなみにガイド本も出たらしいです。そろそろ、忘れてるところもあるので、読んでみようかなあ。

ゼロの使い魔Perfect Book -

ゼロの使い魔Perfect Book

宝島社
Amazon | bk1


関連エントリー
[ヤマグチノボル] [MF文庫J] [ライトノベル]

Home > ライトノベル > [ヤマグチノボル] ゼロの使い魔13 聖国の世界扉

Trackback:4

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/2140
Listed below are links to weblogs that reference
[ヤマグチノボル] ゼロの使い魔13 聖国の世界扉 from booklines.net
ゼロの使い魔13 聖国の世界扉 from アマデウスの錯乱? 2007-12-22 (土) 22:07
ゼロの使い魔13 聖国の世界扉
ゼロの使い魔13 聖国の世界扉 from タカヒナの乱雑日記 2007-12-26 (水) 23:32
なんか、ひさしぶりに表紙のルイズが可愛いと思ってしまった。 舞台がロマリアへと移るわけだけども、ヴィットーリオがどうにも……。アンリエッタがヴィ...
ゼロの使い魔〈13〉 聖国の世界扉 from MOMENTS 2008-01-06 (日) 09:19
郷愁の念に揺れるサイト ルイズの選択 そして物語は大きく動き出す ロマリアをお忍びで訪れるアンリエッタ。教皇から打ち明けられた秘密と、聖地奪還・ガリ...
ゼロの使い魔13 ヤマグチノボル from 本を読みながら日記をつけるBlog 2008-02-17 (日) 20:56
ゼロの使い魔13 (MF文庫 J や 1-16)ヤマグチノボル 兎塚エイジ メディアファクトリー 2007-12-20売り上げランキング : 461おす...

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > [ヤマグチノボル] ゼロの使い魔13 聖国の世界扉

Search
お気に入り

わくわくするような大冒険がしてみたいな

時載りリンネ! 1 (1) (角川スニーカー文庫 203-1)時載りリンネ! 2 (2) (角川スニーカー文庫 203-2)

本を読むことで、滋養と時を操る力を得る「時載り」一族。読書よりも遊ぶことのほうが大好きという、おしゃまな女の子・時載りのリンネと、彼女に振り回される男の子・久高が繰り広げる冒険物語。どの年代の人が読んでも楽しめる最高のジュブナイルです。→感想


十八番目の皇女という立場から、何も手にすることができなかった月華が、心の内に「龍」を飼う涼狐の剣舞に惚れて、剣を手にする中華風ファンタジーのボーイ・ミーツ・ガール。

DRAGONBUSTER 1 (1) (電撃文庫 あ 8-13 龍盤七朝)

淡々と語られている物語だと思っていたのに、気づけば引き込まれています。溜め込んだエネルギーが、次なる巻で爆発してくれることでしょう。背筋がゾクゾクするほど、楽しみでなりません。→感想


心を閉ざした次期皇妃ファナと最貧民層に生まれた少年シャルルが飛ぶ一万二千キロの空の旅。

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い) (ガガガ文庫 い 2-4)

お互いに少しずつ心を開いていく展開がとても素敵でした。温かさと切なさ溢れる描写だけでなく、手に汗にぎるドッグファイトも見逃せません。最高級のボーイ・ミーツ・ガールです。→感想


「女はなにも手にできない」という現実の中、貴族の少女マリアと侍女アッシャが上を目指そうとするお話です。

征服娘。 (集英社スーパーダッシュ文庫 (か12-1))

少女が世界を手に取るというお話が空想じゃなくリアルに見える。仲間を得て、経験から成長していく姿に魅力を感じますね。続きが待ち遠しくてなりません。→感想

なかのひと

Page Top