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[神野オキナ] あそびにいくヨ!10 わるいことしまし?

各国政府との外交は遅々として進まないが、嘉和家の周りは、世界中のマスコミが押しかけてきて、落ち着くことが無い。騎央たちは、今後について話し合うためにキャーティアシップに乗り込んだが、そこで、大きな問題を抱える事になってしまった。追い討ちを掛けるように、エリスの具合も悪くなり……

人類とキャーティアの交流に進展がないことを受けて、キャーティア側が要求を出し、それを受けとめた騎央たちが動くお話です。

今回は騎央の成長が見えたお話でしたね。以前は、力が入りすぎていたところがありましたが、自分ができることをやりつつ、ちょっと陰謀めいた事まで思いつくんだから、大したものです。そういった思い付きを、みんなで形にして作り上げていくところとか、良かったです。わりと切羽詰ったお話なのに、ほわわんとした雰囲気で包まれているのは、キャーティア側の意図も伝わってくるからでしょうね。一見、無茶なようだけど、騎央のことを信頼している感じが伝わってきます。

それにしても、アントニアがかわいかったなあ。憧れのキャーティアの人たちと会うのに、普段のお嬢様らしい態度とは一変して緊張しまくってるんですからね。そんな中でも、誇り高き血を思わせるところが素敵でした。
さすがの摩耶も、キャーティア連中に囲まれたときは、いつものペースではなかったですね。あわてふためくところとか面白すぎです。

エリスやアオイとの関係はいつもどおりで、でもちょっとだけ踏み込んだりして。精一杯な気持ちには、そっと見守りたくなるものがありますね。友好関係を築くために頑張ってたエリスは、無理がたたって倒れてしまいましたが、休んでる間の三人の関係が素敵でした。寝込みながら、アオイや騎央の手を離さないエリスがカワイイ。

「犬」側もいろいろと仕掛けてくるんですが、逆に不幸中の幸いになるところが、何とも楽しい皮肉でした。リュンヌ自身の機転もありますが、妹を思うジェンスの気持ちが運を引き寄せたんじゃないかなと思いました。やられた!っていうんじゃないけど、何ていうか、こう、かっちりハマるものがあって、良かったです。

今後は、さらに外交問題が続いていくんでしょうけれど、そういう意味では、今回の件でようやくスタートといってもいいのかもしれませんね。いきなり何かあるとは思いませんが、ちょっと動きがありそうなので楽しみです。
そういえば、木目さんとの話も何か動くのかしら?

あそびにいくヨ! 10 (10) - 神野 オキナ

あそびにいくヨ! 10 (10)
神野 オキナ

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