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[ヤマグチノボル] ゼロの使い魔10 イーヴァルディの勇者

もしかしたら女王アンリエッタがサイトのことを……そのことが頭から離れないルイズだが、サイトはアンリエッタのことよりも、自分たちを襲ってきたタバサのことが気になっていた。 どうやらその件については、ガリア王家が絡んでいるらしいという情報を入手したサイトは、かの国に乗り込もうとするが、アンリエッタに止められて……

囚われの身となったタバサを、サイトたちが助けに行くお話です。
いやあ、いきなり笑った笑った。アンリエッタがサイトを好きかもと思ったシエスタの妄想が、たまらなく官能小説でした。いやあ、こんな作品がトリスタニアで流行ってるとは。ルイズの頭が沸騰するほどの内容ってどんなのか気になりますね。

ちょっと良くなったと思ったら、すぐに捩れていくサイトとルイズの仲ですが、今回もすごいですね。何がどうなったら、こんなに捩じれてしまうんでしょうね。いや、ルイズのほうはわからなくもないですが、サイトのマイナス方面への思考回路の飛躍さはどうかと思いました。面白いとは思うけど、きついかな。

それと、タバサが囚われていることを知ってからの、サイトたちの行動は、どうにも自分たちのことしか考えてないように思えて、ちょっとなあと思ったり。一応ルイズはそれなりに考えてたみたいだけど、ちょっと軽率すぎな印象でした。
そういえば、番外編で出てきたきゅいきゅいが再び登場してました。相変わらず、きゅいきゅい言ってて、ちょっと楽しい。

後半は非常にオーソドックスな展開でしたが、とても良かったですね。あまり見えなかったタバサの内面が感じられて、不覚にも泣きそうになりました。これでタバサの心が開いていってくれたら、嬉しいですね。お母さんも何とかならないかなあ。

そんな良い話の締めくくりが、ルイズの暴走になるとは想像もしませんでした。小悪魔っぷりが素敵です。っていうか、サイト。おまえ勇者だろうに、何ですかそのヘタレっぷりは……。ともあれ、ルイズの名誉がどうなかったかは、内緒。

さてさて、徐々に仲間が仲間として集まってる気がしますが、同時に敵も多くなってるような気もします。これからどうなっていくのか楽しみですね。

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