Home > ライトノベル > [野島けんじ] きゅーきゅーキュート!2

[野島けんじ] きゅーきゅーキュート!2

キュートが暴れていると聞いて、理刀は現場へ向かった。ふたりの男子生徒が倒れているそばに立っている少女は、たしかにキュートそっくりだったが、どうも違う雰囲気だ。どうやらキュートのひとつ上の姉らしい。妙に突っかかる態度からキュートとはあまり仲が良くないような?
そんな彼女はどうやらレゾン学院の星影祭に興味があるようで、ペアとして理刀を誘ってきたが……

キュートのひとつ上のお姉さんであるスイートが出てくるお話。
容姿が似ていて年齢がほとんど変わらないため、何かと衝突するふたりの姿には、はじめこそオイオイと思いましたが、だんだんと、ああこれは愛情表現なんだと思うようになってきますね。仲がいいような描写が特に出てくるわけでもないのに、不思議な気分。

これはまあ、スイートが口だけでなく、しっかりと努力しているからでしょう。陰ながら頑張る姿が素敵。ちょっと汚い手を使うところはご愛嬌ということで。
それにしても、あのお母様の教育でなぜに姑息な手段を使うようになるのか不思議です。

今回は己を偽らないで良いせいか、キュートがとても素直です。学校へ行くまでの道のりやプールでの話なんて、お約束のようにとてもありふれている展開なのに、何でこんなに楽しくなっちゃうんでしょう。
理刀もキュートも、相手を大切にしていることがよくわかりますね。読んでいると、だんだんと心が柔らかくなる感じがします。
自分で自分の感情に気づいてないようで、理刀が他の女性にいじられると、胸キュンしちゃったり、理刀にちょっかいを出すスイートに対抗するところキュートがものすごい可愛い。

それだけに、リイザが告げた言葉は残酷だなあ。こちらに残った理由の大きな要因を占める理刀なのに、ようやく自覚っぽいものが生まれたときなのに。
この心の影の話は尾を引きそうですね。

きゅーきゅーキュート!〈2〉 - 野島 けんじ

きゅーきゅーキュート! 2 (2)
野島 けんじ

メディアファクトリー(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
[野島けんじ][きゅーきゅーキュート!感想一覧]
[MF文庫J][ライトノベル]

Home > ライトノベル > [野島けんじ] きゅーきゅーキュート!2

Trackback:5

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/1203
Listed below are links to weblogs that reference
[野島けんじ] きゅーきゅーキュート!2 from booklines.net
きゅーきゅーキュート!(2) from Alles ist im Wandel 2006-10-26 (木) 01:45
ストレートで嫌味のない展開が魅力。 改めてみてみると、理刀くんが物凄くいい子なんですが。 昨今のラノベラブコメ主人公でここまで前向きでまっすぐな努力家って...
「きゅーきゅーキュート!2」 野島けんじ from M’s Life 2006-11-05 (日) 23:28
一週間後に“スターライト”たちの能力発表会を控え活気づくレゾン学院。しかし能力値99の万年一般クラス人間である春日理刀には関係のない話だ。そんな理刀の耳に...
きゅーきゅーキュート!2(野島けんじ) from F.Y.A.E./review ver. 2006-11-06 (月) 18:17
表紙イラストがベネ(良い)。めくった扉絵がまさに煩悩直撃でディ・モールト・ベネ(とても素晴らしい)!あまりのキュートさに即死して即復活して萌えまくりました...
きゅーきゅーキュート! 2 from のべれびゅ 2007-03-20 (火) 00:05
きゅーきゅーキュート! 2 野島 けんじ 「一週間後に“スターライト”の能力発表会“星影祭”を控え活気づくレゾン学院。しかし万年一般クラスである春日理...
[書評][野島けんじ][きゅーきゅーキュート!][恋愛][コメディ][学園異能][★★★]きゅーきゅーキュート!(2) from いつも感想中 2007-03-27 (火) 14:16
きゅーきゅーキュート!〈2〉 作者: 野島けんじ 出版社/メーカー: メディアファクトリー 発売日: 2006/10 メディア: 文庫 ストーリー 前作...

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > [野島けんじ] きゅーきゅーキュート!2

Search
お気に入り

左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下


わくわくするような大冒険がしてみたいな

時載りリンネ! 1 (1) (角川スニーカー文庫 203-1)時載りリンネ! 2 (2) (角川スニーカー文庫 203-2)

本を読むことで、滋養と時を操る力を得る「時載り」一族。読書よりも遊ぶことのほうが大好きという、おしゃまな女の子・時載りのリンネと、彼女に振り回される男の子・久高が繰り広げる冒険物語。どの年代の人が読んでも楽しめる最高のジュブナイルです。→感想


十八番目の皇女という立場から、何も手にすることができなかった月華が、心の内に「龍」を飼う涼狐の剣舞に惚れて、剣を手にする中華風ファンタジーのボーイ・ミーツ・ガール。

DRAGONBUSTER 1 (1) (電撃文庫 あ 8-13 龍盤七朝)

淡々と語られている物語だと思っていたのに、気づけば引き込まれています。溜め込んだエネルギーが、次なる巻で爆発してくれることでしょう。背筋がゾクゾクするほど、楽しみでなりません。→感想

なかのひと

Page Top