目を覚ましたとき、耕太の隣に涙ぐんだちずるがいた。その笑みにじんわりとしたものを感じたけれど、ふと気づけば自分はなぜか裸だった。しかも、ちずるも裸。さらに望も裸で隣にいる!
焦った耕太だが、体が思うように動かなかった。
そうか、ぼくたちは、雪山で遭難したんだった……
今回はちずるの母登場。まさかそんな大物だとは思わなかったけど、何かいいですね。こういった家族の関係は。回りの人は迷惑かもしれませんが。個人的ヒットな性格。
ただ、雪山遭難したら裸で暖めあうとか、ひとつひとつの場面は楽しめたんだけど、何かドタバタしているうちに終わっちゃったって感じがしました。もうちょっと盛り上がるところがあったらなあ。微妙に拍子抜け(というほどでもないけど)。
それにしても、読んでるこっちが恥ずかしくなるようなことをやるのはいいんだけど、歪んでるなあ。「あまえんぼさん」はちょっと……。
まあ、理由っぽいのがあったから、解消されれば大丈夫なのかな。酷くならないことを願おう。
かのこん〈3〉ゆきやまかぞくけいかく
西野 かつみ
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