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[三浦勇雄] クリスマス上等。

ひとり過ごすクリスマス。涙が出そうなぐらい悲しくなったとき、鉄平の前に彼女は現れた。
「おめでとうございます!アナタは見事選ばれました!」
別世界に住むという彼女は言う。
最近、自分たちの世界 ― 内世界 ― では、鉄平のいる世界 ― 外世界 ― を観察する番組「ザ・外界ウォッチング」が流行っているという。
今回はクリスマススペシャルとして「外界人が外界人を助けるように取り計らう」企画が持ち上がり、 白羽の矢が鉄平に当たったとのこと。
鉄平に与えられた役は「薄幸の少女を救う」
わけがわからないながら、どうせ暇だ、とヤケになった鉄平が向かわされた先には、ブランコに乗っている少女の姿が。
それはクラスメイトの古都ゆかりだった……。

無理やりな流れの中、動き出す展開。
理由はすぐに思い当たる。
確かにこれなら鉄平しかやれる人はいない。鉄平じゃなきゃ意味が無い。

「違うだろ。お前の役回りはそんなんじゃねえだろ?」
そう言える鉄平がかっこよかった。
優しい笑みを浮かべて返事をした槍ヶ岳が素敵だった。

読み終えたあとに、きゃっ、青春!と呟きたくなる。
個人的なツボに入りました。心温まるボーイミーツガール。オススメです。
今後も期待したくなる第1回MF文庫Jライトノベル新人賞審査員特別賞受賞作。

クリスマス上等。 - 三浦 勇雄

クリスマス上等。
三浦 勇雄

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