呪受者。それは呪われたものに憑かれた者。
呪は呪受者以外には見えないとはいえ、社会から忌み嫌われる存在。
それゆえ呪受者は皆、必死に隠しながら生活していた。
志郎も他人の呪を食べて消す能力がある呪に憑かれていたが、
その存在を知っているのは妹だけだった。
ある日、志郎は水星家の人間に強制的に連れて行かれた。
娘についた呪を祓ってほしいと。祓わぬときは呪受者であることをバラすと。
しかたなしに、呪を祓う志郎。
その帰りに一人の少女と出会った。
「人捜しを手伝ってほしい」
その少女は 5つの呪に憑かれていて……。
人に忌み嫌われる呪受者。自分に近づくことは不幸の一環になる。
そう考える小鳩と、そう考えない菓と志郎。
独りは寂しい。でも傷つけたくない。その思いが強いゆえに傷つけてしまう。
そんな少女の心が少しずつ開かれる経緯が見事なまでに記される。
特にラストはよかった。
これからも期待してしまう物語。
次作の感想: 鳥は鳥であるために 2
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- 鳥は鳥であるために(1) 野島けんじ from 粋な提案 2006-10-27 (金) 00:22
- イラスト:沖史慈宴(おきしじ・えん)。MF(メディアファクトリー)文庫。 小笹志朗は石南花(しゃくなげ)学園の高校1年生。社会から忌み嫌われる「...
Comment:2
- 藍色 2006-10-27 (金) 00:37
-
こんばんは。
先日は「レインツリーの国」のトラバ返し、
ありがとうございました。
サイドバーに、“古いエントリーでも気にせずどうぞ。”
と書いてありましたので、今回は、この記事を
トラバさせていただきました。
小鳩の心が、菓と志郎の兄妹の温かさに触れて
少しずつやわらかくなっていくところが良かったですね。
図書館に続巻があるので、私も続きを読む予定です。
野島さん、「きゅーきゅーキュート!」っていう作品も
あるのですね。
これからもよろしくお願いいたします。
ところで、アプローチはトラバのみでもよろしいでしょうか? - deltazulu 2006-10-27 (金) 09:02
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この作品いいですよねー。僕もかなりお気に入りなんです。
「キュート」はまたちょっと違った温かさを感じられますので、機会があったらぜひ。> ところで、アプローチはトラバのみでもよろしいでしょうか?
ぜんぜん OK ですよー。







