黒のセプターから街を守るとして、神殿の領域に乗り込み、聖域を他の力、自身の「領域」に変化させ始める王宮の騎士団。
街の人たちはその行為に反発したものの、埒があかない。
やがて策に嵌ったリェロンが黒のセプターとして囚われることになり……
手に汗を握る怒涛の展開。予想通りに話が進んでも引き込まれる。やっぱりこの人はストーリィテリングです。
自身の力を理解し、できる範囲で頑張るアーティがかっこよかった。
強気なようで、母親の前で涙を流す、アーティがかわいかった。
ちょっと天然なリェロンとお姉さんっぽいアーティの関係が、いつの間にか立場が逆転しているようで、でもやっぱりそうでもなくて、という微妙な雰囲気が読んでいて心地よかった。
人はともかく力は予想できませんでしたが、サブタイトルの星を輝かせる者がキーでしたね。
満足な一品。
ところで、裏表紙には第一部完結となっているんですが、続きは出るんでしょうか。
そのことが気になってしょうがないです。
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