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[壱乗寺かるた] 待ってて、藤森くん!2

男装した女性たちが、花嫁として女装した男性の心を奪い合う学校行事「六月の花嫁」。その花嫁役を引き受けてほしいと会長補佐である真行寺に、里見は話を持ちかけられた。人の役に立てるならと引き受けたが、以前、吉野に生徒会には関わらないでと言われたこともあって、なんとなく後ろめたい。
しかもそのことが吉野に知られてから、今までずっと一緒だった二人の間に溝ができて……

男装の女子生徒が、心・技・体を競うという人気コンテストに参加した会長や幼馴染などが、花嫁役である里見(男)を狙って争うというお話です。いやあ、幼馴染の吉野がいいですよ。普段から好意はあふれてましたが、どちらかというと世話好きっぽいように思えただけに、中のいい姉弟みたいな感じだったんですよね。

それがどうですか。里見が生徒会に関わってるとわかったら、里見は絶対に渡さないんだからと、闘士むき出しになるんですからね。これほどまでにストレートな好意ってなかなかないです。「好き」という言葉を連呼する彼女の思いにやられました。
和美のがんばる姿も良かったけれど、今回はもう間違いなく吉野がヒロインでしたね。

まあ、里見としても、十年来の思い出なだけに、今さら知り合いに打ち明けるのは気恥ずかしいものもあったんだろうと思いますが、言葉が足りないところからすれ違い、亀裂が大きくなっていくあたりは、切ないものがありましたね。

今まで、当たり前のように傍にいた人が、いったん離れたことで、お互いの大切さを知るというのは、ありふれているお話かもしれませんが、無事元に戻ったときは、良かったと胸をなでおろす思いでした。家族的愛から、恋人的愛へ変わっていく、気づいていくところが素敵でしたね。

イベント中は、いろいろドタバタありましたが、個人的に笑いまくったのが、花嫁(里見)を制限時間内にどれだけきゅんきゅんさせることができるかという「心」の審査ですね。キザったらしい甘い言葉を投げかける男装の女性たちにニヤニヤです。僕としては、お気に入りの天然キャラである常盤さんが活躍したので良かった良かった。

ま、ともあれお疲れ様と思っていたら、何ですか、あのイベントの締めくくりの一言は。それで里見の姉ちゃんの言葉が出てきたのか。和美の思いもまた大きなものがあることはわかってきましたが、これはちょっと複雑な人間関係になってきましたね。真行寺の立場もいまいちよくわからないため、いったいどうなっていくのか、予測がつきません。これは続きが楽しみだなあ。

待ってて、藤森くん! 2 (2) - 壱乗寺 かるた

待ってて、藤森くん! 2 (2)
壱乗寺 かるた

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