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[上月雨音] SHINO ―シノ―黒き魂の少女

ぼくのおんぼろアパートには毎日のように志乃ちゃんがやってくる。
まだ小学生だというのに無駄なことは一切しゃべらないおとなしい子。
年齢は離れてるけど幼馴染として、妹のようにかけがえのない子だ。
ただ、志乃ちゃんには欠点があって、人の死とか、どういうことに対して異常なぐらい興味を持つのだ。
今日も大学の先輩に頼まれたことをやっていたら、彼女の視線にとらわれて……

小学生との甘い話かと思ったら全然違った。わりと暗めなミステリィ。
伏線があまり張られずにいきなり謎が解かれてしまう感じがあったので、ちょっと不満。
もうちょっと伏線とか効かせてくれれば面白くなりそうなのに。
どちらかといえば、ホラーといったほうがいいかもしれません。
雰囲気はかなりよかった。

ただ思想的というか独り言のような話が前に出過ぎな気がしました。ラストもちょっと蛇足気味。
このあたりをコンパクトにまとめれば、もっといい感じになるかも。

SHINO ―シノ― 黒き魂の少女 (富士見ミステリー文庫) - 上月 雨音

SHINO ―シノ― 黒き魂の少女 (富士見ミステリー文庫)
上月 雨音

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