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[北山大詩] 覚醒少年 エクスプローラー

事故に合い、自分の能力に気づいた。物を透かして向こう側が見える。
いわゆる「透視」。
孤児であった透はその力を使って生きていた。非合法探し物サイト「エクスプローラ」のメンバーとして。
その日、いつものように依頼のチェックをしていた透は妙な依頼を見つけた。
―人類に化けた宇宙人を捜しています―
ふと頭に浮かんだのは、同じ学校に通っている少女だったが……

ちょっとした「能力」を利用して、非合法探し物サイト「エクスプローラ」で稼ぐ。
金払いが良ければ当然危険度も増す。
そこで繰り広げられる物語といったら!
いやあ、面白い。

はじめのほうは、視点の切り替えが頻繁だったので「ん?」と引っかかることがあったけれど、不満といえばその程度のもの。いい意味でライトノベルの王道といった感じで、読みやすく、テンポよく進む物語に気がつけば引き込まれていました。
文句なしに今回の新人賞三作の中じゃトップですね。

ラストがまたいい感じに終わらせてくれる。
泣かせるような話じゃないのに、なぜか涙ぐんでしまった薫の台詞。
この組み合わせはほんといいや。
いろいろと話を膨らませることができるであろう物語だと思うので、今後も期待大です。
第5回富士見ヤングミステリー大賞奨励賞受賞作。

エクスプローラー 覚醒少年 (富士見ミステリー文庫) - 北山 大詩

エクスプローラー 覚醒少年 (富士見ミステリー文庫)
北山 大詩

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