京都への修学旅行。何とかその間にありすと仲直りをしたいと考えていた音無。
だが、何かありすの様子が変だ。
線路に吸い込まれそうになったり、車道に飛び出しそうになったりするありすを捕まえた音無に
向かって発したありすの言葉。
「わたし、死んじゃうかも知れない」
聞いてしまった"暗示"。それを聞いた男は自殺をしてしまった。
このままでは危ないと思った音無は、気まずいながらもヒロトに連絡を取ろうとするが……。
明らかになる沙都里の過去。う~ん。ヘヴィだ。思わずありすや音無に反発してしまったのが
よくわかる。普段頼りにならないけれど、不思議と相手の心を開かせることがうまい音無のと
りなしがいい感じ。
いつしか女性陣三人が面と向かって協力し合うようになる展開は素敵でした(ギャンブルが
いいか悪いかは別として)。
それとひょっとして初めてかな。ヒロトの音無に対する感情が見えたのは。
ほんの少しだけとはいえ、そのことに気づいたヒロトがどう動くのかは見もの。
惜しむらくはラストがスピーディすぎること。これは確か前作も同じだったような気がするけれど
見せ場であるはずヒロトの戦いがあれだけのページ数しかないなんて……。
もうちょっとこう、すごさを見せてほしいなと思ったりする。
相変わらず何を考えているのかわからない初代バクト。それに加えて新たな凄腕ハスラーが
またひとり。このふたりが何をやろうとしているのか。
最終巻である次作が待ち遠しいですね。
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