「フッフッフ、今度は私が助ける番だぜ、ミロク!」
剣バカのミクロが騎士になったら、配属先はなんと麗しき姫の講演の舞台を設置する施設部隊「赤目隊」で……というシリーズの第四弾。今回は、戦闘で重症をおった仲間を癒してもらうため、治癒魔法の発達したベト神聖国に向かったら、オウガンの手のものと勘違いされて拘束されることに……というお話。
まさか続くなんて!いや、盛り上がってきたところで、ページ数少なかったから、危ないかなーとは思ってたけど……いいところで終わりやがってこんちくしょう。
さて、今回はベト神聖国へ。素晴らしき治癒魔法を見せてくれた王女ミーヤーは、蠱惑で近寄りがたい人かと思ったら、やっぱりジュジュと同じような感じで、護衛の騎士ヴィジャとの応酬は、軽口の中に見え隠れする信頼があって、いいなと思うものがありますね。
憧れつつ、自分とジュジュの関係を思うミロクは、さてどう思ったのか大いに気になるところ。
もちろん、オウガンの手は、こちらにも伸びていてました。しっかしあれはきついなあ。「種」を巡る問題は、この国だからこそギリギリセーフでしたけど、大事件すぎる。ミロクたちもあちこち引っ張り回されることになりましたが、敵に囲まれることになったからこそ、離れ離れだからこそ、ミロクとジュジュが、お互いを意識しあうようになったのは良かったですね。助けられるだけの関係じゃないって素敵です。
他人を守りながら、それでも生き延びるために戦うミロクは、現在大ピンチではありますが、ジュジュの気配を感じたなら、倒れるわけには行かないでしょう。ここからどんな反撃をみせてくれるのか楽しみです。
それにしても、ジュジュは度量が大きいな……
本日の騎士ミロク4 (富士見ファンタジア文庫 た 5-1-4)
田口 仙年堂
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