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[田口仙年堂] 本日の騎士ミロク(3)

目の前で人が傷つきそうだというのに、何もできないのか。
そんな時、トーラットがおもむろに魔導器を持ち上げた。
「ギャンブルというのはね、運だけに頼っちゃいけないんです。情報を集めて、できるかぎり勝率を上げなきゃディーラーの思う壺。運がモノを言うのは、最後の最後なんです」

剣バカのミクロが騎士になったら、配属先はなんと麗しき姫の講演の舞台を設置する施設部隊「赤目隊」で……というシリーズの第三弾。今回は、騎士団祭りに浮かれていたら、ビスマルク隊長が殺人未遂容疑で追われてるという話が舞い込んできて……というお話。

おお、また面白くなってきた。
これまではミロクに焦点が当たっていたお話が多かったけど、今回は赤目隊はミロクだけじゃないんだってのを見せられましたね。

お祭りに乗じてジュジュを狙う他国の暗殺者に対して、元暗殺者であり、今は姫を守る騎士となったフェリサ、守る戦いを見せたアーニィ、「左手」のもうひとつの意味を見せたトーラットなど、騎士としての戦いを見せられるところには、やられるものがある。特にトーラットのギャンブルシーンは、心奮えるものがあったなあ。

肝心のミロクは、敵の策やら何やらで分断されて、なかなかジュジュの側に行けなかったけど、フラストレーションがたまった後の戦いは熱かった。そりゃまあ、少なからず思ってる人があんな目にあったら、怒りは止まらないよなあ。
たまに見せられるジュジュとミロクのやり取りに、素直になれない思いを感じてニヤニヤしてしまいました。

さて、一番始めに陥れられたビスマルクは、重い過去があるのは分かってましたが、どうやらそれはジルサニアが絡むようですね。今回の黒幕の一人であった魔導士モズは……今後もいろいろちょっかい出してくるんだろうなあ。このあたりの過去話はとても気になります。
次はベト神聖国でのお話になるのかな。どんな出来事が待ち受けているか楽しみでしょうがない。

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