Home > ライトノベル > 生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録(6) / 葵せきな

生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録(6) / 葵せきな

「推理もなにも。事件の関係者どころか、最初から全ての真相を知っている唯一の人間じゃない、アカちゃん。ある意味犯人じゃない」
「犯人じゃない!桜野くりむは被害者と言っていいだろう!」
「なんの被害者よ」
「……ゆとり教育の」

文化祭後の「片づける生徒会」、生徒会のみならず世界が熱血化していく「熱血する生徒会」、沈黙が誤解を生む「喋らない生徒会」、校則を変えたいと議論する「抗う生徒会」、犯人はこの中にいる「推理する生徒会」、夢の中でファンタジーな冒険をする「夢見る生徒会」、それぞれの日常の一コマを描く「切り取る生徒会」、それと卒業式前夜のシリアスエピソード(前巻までの企業編みたいな感じで)が収録されています。

同じことの繰り返しなのに、よくぞ毎回笑わせてくれるものだと感心する。メンバーそれぞれが個性豊かだからなんだろうなあ。愛でられるだけの会長さんの、ごくたまに見せるいいところとか(「私が生徒会長である限り」はとてもいい)、いろいろね。それにしても、初っぱなの話の真冬ちゃんの行動は、身につまされるものがある……。部屋を片づけるときって、ついつい本を読み返してしまうことあるよね?ね?

そんな中、知弦さんの魅力が半端じゃない。もきゅ、も良かったけど、あのクールな知弦さんの熱血とか(見たくなかった!)、「喋らない生徒会」での超推理とかほんと面白い。自分のイメージを知ってるからこその恥ずかしさを見せるところもあって、正ヒロインは彼女でいいんじゃないかという気がしてきました。

といいながら、杉崎とのカップルを考えるなら、知弦さんよりも深夏だなと思ったりするわけですが。
休憩時間の杉崎と深夏の会話は、なんと素敵なカップル模様なんだろう。クラスメイト一同の言葉は、読んだ人共通の思いなんじゃないかしら。

生徒会の六花  碧陽学園生徒会議事録6 (富士見ファンタジア文庫) - 葵 せきな

生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録6 (富士見ファンタジア文庫)
葵 せきな

富士見書房(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
[葵せきな] [生徒会シリーズ(碧陽学園生徒会議事録)感想一覧] [富士見ファンタジア文庫] [ライトノベル]

Home > ライトノベル > 生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録(6) / 葵せきな

Trackback:5

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/3186
Listed below are links to weblogs that reference
生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録(6) / 葵せきな from booklines.net
『生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録6』の感想レビュー(ライトノベル) from 萌えレビュ! 2009-07-22 (水) 20:32
富士見ファンタジア文庫のラノベ、『生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録6』(葵せきな先生原作、狗神煌先生イラスト)が発...
生徒会の六花 読み終わり from わたしは趣味を生きる。[ラノベ・音楽中心] 2009-07-28 (火) 22:39
なんかいきなりシビアな話で進んでいる生徒会シリーズです。第2部突入だそうです。
生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録 6 from 黙々読書 2009-07-29 (水) 14:01
あらすじ ようこそ、私立碧陽学園生徒会室へ! 美少女役員四人+おまけ一人、生徒諸君のため、今日も頑張っております! ついに今回、生徒...
[感想][★★★☆☆][葵せきな]「生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録6」 from ただ、それじゃ終われないでしょ! 2009-07-29 (水) 20:59
「じゃあ、ええと会長が迷子云々も……」 「ええ、私が犯人よ。班員である私が、うまく誘導して、わざと撒いたの」 「それにも深い理由があるんですよね?」 「...
生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録6 from お亀納豆のライトノベルまっしぐら 2009-09-24 (木) 14:10
著:葵 せきな イラスト:狗神 煌 クラスメイト一同『お前らもう付き合っちゃえよ……』 約二ヶ月の積み。三ヶ月振りの新刊。第二部卒業編に突入。表紙はやは...

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > 生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録(6) / 葵せきな

Search
お気に入り

異形の王子と毒を吐く少女の恋の物語

4048700588

他人を寄せつけぬ毒を載せた言葉を吐いていた少女が、王子と伝承と出会ったことで、信じる思いを紡ぐようになる、その祈るような思いに涙しました。懐かしき人たちとの再会もまた素敵。→感想


それは血の繋がらない家族の物語。

4048700480

大きな山や谷があるようなお話しではないんだけれど、クセのある七人のきょうだいが共に暮らすその家には、じんわり温かい家庭がありました。それぞれ抱えているものはあるけれど、この家族ならきっと支え合いながら乗り越えてくれると信じてる→感想


それは「夢利き」が語る人の夢の物語。

夢の上(1) 翠輝晶・蒼輝晶 多崎礼

最高傑作級!辛くとも好きな人と共に歩める幸せ、あるいは人の夢に乗る幸せと切なさ。独立しながら、リンクする物語は、温かさに、人を想う気持ちに満ちあふれて、胸が熱くなる。人が人と出会うことの素晴らしさは、時に眩しくもあり、切なくもなるんだなと思いました。→感想


江戸時代。新たな暦を作る偉業を成し遂げた渋川春海の物語。

天地明察

最高傑作!碁打ちであり、算術家でもある男が、打ちのめされ挫折して挫折して挫折して、でも夢を忘れられず、立ち向かう姿に、どれほど興奮させられたか、泣かされたことか!さりげなく描かれる恋も素晴らしく、読み終わりたくないとこれほど思った作品はありません。 → 感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下

なかのひと

Page Top