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[葵せきな] 生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録2

「杉崎ー。肩揉んでー」
「………………。あんまり調子に乗ってると、胸揉みますよ」
「胸?揉む?………………。……」
自分の胸を眺める会長。俺はハッと気付き、慌てて謝った。
「あ、すいません。……本当に……すいません」
「誤らないでよ!不憫だよ!私が、凄く不憫だよ!」
「不憫です……本当に……」
「胸を見ながら言うなー!」
「揉むとか言って、ホント、すいませんでした。俺、駄目ですよね……。世の中、『揉める』ような女性ばかりじゃないのに……差別発言でした」
「その言葉が余計に私を傷つけてるよ!」
「安心してください、会長。それはそれで需要あるんですよ?」
「慰めになってないよ!むしろその需要を持つ男子は怖いよなんかっ!」

美少女四人とハーレムを目論む鍵が、生徒会室で繰り広げる「小説四コマ」な連作短編ラブコメディの第二弾。前作同様、生徒会室でだべるだけのお話なんですが、相変わらずのハイテンションっぷりに、ニヤニヤ、ぷっ、と、笑いがとまりませんでしたね。ああ、楽しい。

あ、でも前作とちょっと変わったことがあって、新キャラが登場しました。生徒会の顧問の先生。美人だけど、生徒会メンバーと張り合えるぐらい変人でした。いきなり生徒会解散とか言い出すぐらいですから。

ま、そのあたりは読んでもらうとして、相変わらず、会長が萌える。なんだ、このいじられっぷりは!見栄を張りながら、だんだんと自滅していく姿が最高でした。ハーレム妄想男・杉崎やら、知的美少女・知弦が、からかいたくなる気持ちがすっげーよくわかりますね。

それと、今回目立ったのが、アカちゃんをいじる知弦さんですね。ドSっぷりを存分に発揮してくれて、時にじわじわ、時にざっくり会長を追い詰めて追い詰めて、最後にやわらかく抱きしめる。なんて素敵な飴と鞭なんでしょう。
ひどいことをされたことすら忘れて、甘える会長の姿と、よしよしと抱きしめながら笑みを浮かべる知弦さんの姿が忘れられません。べ、別にいじめられたいとか、そんなんじゃないんだからね!

休憩する生徒会」と「勉強する生徒会」は、知弦さん大活躍 & 会長いじられまくりで、超楽しかった。「最近どう?」という一言から、あそこまで殺伐とした展開を見せてくれるなんて、さすが知弦さん。
個人的には、前作で大爆笑したラジオ放送ネタがなかったのが残念に思いますが、いろんなところで、ニヤニヤがとまらかったので、満足です。

ところどころに、前作でも感じたような、裏のきな臭いものが見えたりしてますが、このあたりは、どう絡んでくるんだろう。いや、だべり大好きなので、ぶっちゃけ絡んでこなくていいよと思うんだけど、気になるは気になる。
さてさて?

生徒会の二心  碧陽学園生徒会議事録2 - 葵 せきな

生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録2
葵 せきな

富士見書房(文庫)
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Comment:2

ジャラル 2008-04-30 (水) 11:16

前作は本屋から完売し、即増刷が決まりましたヒット作品でした・・・しかし、濃い会話ですね(笑)。管理人さん何割分かりました? 私はいくつか不明でインターネット検索してようやく分かりました(笑)。
『ハルヒ』のSOS団のように、実は彼らは世界の命運を握っている・・・のかな。少なくともボーイズラブ小説には世界の運命賭けたくないですね(笑)。

deltazulu 2008-05-05 (月) 15:55

前作は本屋から完売し、即増刷が決まりましたヒット作品でした・・・しかし、濃い会話ですね(笑)。管理人さん何割分かりました? 私はいくつか不明でインターネット検索してようやく分かりました(笑)。
『ハルヒ』のSOS団のように、実は彼らは世界の命運を握っている・・・のかな。少なくともボーイズラブ小説には世界の運命賭けたくないですね(笑)。

いやあ、たぶん、半分ぐらいじゃないでしょうか。ひょっとしたら、ネタをネタとして気づいてない部分も、たくさんあると思います。それでも楽しめるので問題無ということにしといてください。

> 『ハルヒ』のSOS団のように、実は彼らは世界の命運を握っている・・・

所々に見えるアレですよねぇ。いったい何のか、楽しみなような、ノリ会話だけでいいような。

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