Home > ライトノベル > [賀東招二] 放っておけない一匹狼? フルメタル・パニック!

[賀東招二] 放っておけない一匹狼? フルメタル・パニック!

宗介がラブレターを受け取ったら―「南から来た男」
かなめを中傷する噂が飛び変わったとき、宗介が取る行動は―「愛憎のプロパガンダ」
海で水着姿を見ても何の反応も示さない宗介にいらつくかなめは―「鋼鉄のサマー・イリュージョン」
宗介を恋人の替え玉にしたら―「恋人はスペシャリスト」
写生会でモデルに選ばれた宗介は誤った先入観から姿を隠したが―「芸術のハンバーガーヒル」
いつものメンバーでシンデレラ―「シンデレラ・パニック!」
というコミカル一直線な短編集。

軍人であるが故の用心深さがすべて空周りするという展開に吹きだしてしまう。ラブレターが入ってる靴箱を、誰かが勝手に自分の靴箱を空けた、として爆発物処理班のような行動を取るんだから。周りのみんなも呆れながら、楽しんでる感じが伝わってきます。無関心を装いながら、気になって相手を見に行ってしまうかなめが可愛い。
このふたりの距離感には、にやにやしてしまいます。

宗介の思考回路で一番面白かったのは、海でかなめが怒って姿を消した後、戻ってこない理由を考えたときのこと。
「いちばんありそうなのは―」 のあとの一文を読んだときは 1分ほど笑い転げてました。
よくもまあここまでいろんなことを考えるものだと思ってしまうぐらい笑わされた作品ばかり。長編とは別物だけど、これはこれでとても面白いですね。

ちなみに一番好きなキャラクタは生徒会長。ショックを受けたかなめのために、その友人に対してお金を渡し「彼女と一杯飲んで帰りなさい」という、部下へのケアを忘れない課長みたいな行動がたまらない。学生に向かって、飲んで、というお惚けぶりも素敵でした。

放っておけない一匹狼(ローン・ウルフ)? - 賀東 招二
放っておけない一匹狼(ローン・ウルフ)?
賀東 招二

富士見書房(文庫)
Amazon | bk1

booklines 関連エントリー
賀東招二 / フルメタル・パニック!シリーズ感想一覧
/ 富士見ファンタジア文庫 / ライトノベル

Home > ライトノベル > [賀東招二] 放っておけない一匹狼? フルメタル・パニック!

Trackback:2

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/1005
Listed below are links to weblogs that reference
[賀東招二] 放っておけない一匹狼? フルメタル・パニック! from booklines.net
『放っておけない一匹狼 フルメタル・パニック! 』 加東招二 from 暇時亭 2006-09-08 (金) 21:09
放っておけない一匹狼(ローン・ウルフ)?posted with 簡単リンクくん at 2006. 9. 8賀東 招二著富士見書房 (1998.12)通常2...
放っておけない一匹狼?  賀東招二 from こあらの独り言 2007-09-14 (金) 22:01
今日も元気だ狙撃がキマル。校舎に轟く爆発音。他人の迷惑なんのその。 戦争ボケ高校生相良宋介の、日常的な1日である。だが、そんな彼にひとつの転機が訪れた。...

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > [賀東招二] 放っておけない一匹狼? フルメタル・パニック!

Search
お気に入り

左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下


わくわくするような大冒険がしてみたいな

時載りリンネ! 1 (1) (角川スニーカー文庫 203-1)時載りリンネ! 2 (2) (角川スニーカー文庫 203-2)

本を読むことで、滋養と時を操る力を得る「時載り」一族。読書よりも遊ぶことのほうが大好きという、おしゃまな女の子・時載りのリンネと、彼女に振り回される男の子・久高が繰り広げる冒険物語。どの年代の人が読んでも楽しめる最高のジュブナイルです。→感想


十八番目の皇女という立場から、何も手にすることができなかった月華が、心の内に「龍」を飼う涼狐の剣舞に惚れて、剣を手にする中華風ファンタジーのボーイ・ミーツ・ガール。

DRAGONBUSTER 1 (1) (電撃文庫 あ 8-13 龍盤七朝)

淡々と語られている物語だと思っていたのに、気づけば引き込まれています。溜め込んだエネルギーが、次なる巻で爆発してくれることでしょう。背筋がゾクゾクするほど、楽しみでなりません。→感想

なかのひと

Page Top