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[嵩峰龍二] 雷の娘シェクティ(3) 黄金の封印

「そうよ、ダーラ。お願い、あたしを助けて。早くここへ来て!」

雷神ズラドウラの力を要する少女シェクティの冒険ファンタジーシリーズの第三弾。今回は、聖都アル・ガゼイナを目指す旅路から始まる、激動の四日間が描かれるお話です。

うわー、ものすごい展開だなあ。気まずい旅路から始まって、ようやく聖都にたどり着いたのに、言葉足らずとすれ違いから、レマとシェクティの間に亀裂が入るとは……。
よりによって聖都で、ってのが大教主やレマたちの誤算ですよね。いや、それより何より、シェクティとダーラに関係があることを知らなかったことが大きな問題か。

疑心暗鬼からシェクティが頼った温もりは、よりによってダーラだったことから、聖都が崩れさっていきましたけど、ダーラはダーラで結構せっぱつまってるから、面白くなってくる。
妖魔側も一枚岩ではないんだなあ。

今回シェクティは、中心にながらも、どこか流されるままでしたが、彼女の存在が魔王と生み出したと言っても過言じゃないですよね。レマとしても、再びシェクティの手を取ることができたと思った直後にあれだからなあ。

いったいシェクティはどこに流されていったのか、敵陣に残った彼はどんな考えを持っているのかなどなど、いろいろ気になることが多数あるだけに、続きが気になります。

雷(いかづち)の娘シェクティ〈3〉黄金の封印 (富士見ファンタジア文庫) - 嵩峰 龍二

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