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[雨木シュウスケ] ホワイト・オペラ 鋼殻のレギオスⅦ

ニーナの突然の行方不明。ツェルニの暴走。そしてニーナの帰還。原因は廃貴族になるとわかってはいるが、何かを知っているはずのニーナから説明はなかった。ナルキのみならず、他の隊員たちは、歯がゆい思いをしていたが、事態はすでに動き始めていた。都市戦がすぐ側に迫っている最中に、傭兵団を率いるハイアは、本国からの指令を無視して、レイフォンに勝負を仕掛けてきて……

うーん、何か話の展開が遅いなーと思ってしまうのは、リーリンの活躍を待ち望んでいたからでしょうか。プロローグで、ツェルニまであとちょっとってところまで来てただけに、なかなかたどり着かないのがもどかしく思う。いや、引き伸ばされてるってわけじゃないんですけどね。

それはともかく、学園内が都市戦に向けて動き始めるお話ってことで、いつもとは雰囲気がちょっと違いましたね。訓練模様は同じ漢字なのに、「隊」ではなく「都市」としての意識が強まってくるおかげで、いがみ合ってた人たちが、協力したりするところとか、なんかいいですね。それにしても、レイフォンは図太い神経をお持ちだこと。

都市戦の話とハイアの話、レイフォン(というか天剣授受者)の過去話など、いろいろ見せてもらえて面白かったんですが、中でも良かったのが、ニーナやフェリが、レイフォンに対する思いを、自覚しはじめてきたんじゃないかと思わせる描写ですよ。ニーナがふと温かさを覚えるところとか素敵過ぎです。またレイフォンが良いところで、ニーナを助けるから……あぁ、きゅんきゅん。フェリかニーナかと言われたら、もはやニーナ派になってる僕がいる。

ハイアの行動については、わりとどうでも良くて(いいのか?)、むしろ気になったのはサヴァリスの動きかな。壊れている……というのとは違うような気もするけど、いわゆる人間味の薄さを感じるだけに、いろいろやばそうな雰囲気を感じてます。レイフォンも、天剣授受者だったときよりも弱くなってるみたいなので、ニーナだけじゃなく、学園都市そのものを護れるのかしら。

と、いろいろ不安を思わせてくれてましたが、最後の最後で、リーリンがやってくれましたね。二人のつながりを強く思わせる一撃には、しびれるばかり。レイフォンも、今までにない感情を見せてくれたように思えました。さすが幼馴染は違う。目の前で見せられた、ニーナとフェリはどう思ったでしょうね。都市戦とか、廃貴族など、いろいろ気になることはあるんですが、何よりもこの三角関係が気になります。
今のところ、最後のイラストの距離が、そのまま三人の距離を表しているのかしらと思いますが、今後この距離感がどうなっていくのか、楽しみです。

ホワイト・オペラ 鋼殻のレギオス 7 - 雨木 シュウスケ

ホワイト・オペラ 鋼殻のレギオス 7
雨木 シュウスケ

富士見書房(文庫)
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ジャラル 2007-10-24 (水) 11:01

ついに学園都市同士の戦争が始まり、レイフォンがいるから楽勝と思ったら・・・という巻ですね。レイフォンを見ていると「優れた能力を持ち、何の野望も持たない者には、自分の能力を認めて指針を与えてくれる者が必要」(例:孫悟空=三蔵法師)という某小説のキャラのセリフが当てはまりますね。だからニーナを失った前巻はメロメロになっていたのですが・・・。次巻、果たして天剣授受者サヴァリスにレイフォンは勝てるのか?というのが楽しみです。
あと現在本編にレイフォン入れて4人出てきている他の天剣授受者がどんな人か知りたいですね。寝たきり老婆とか、薙刀使いとかの名前は出てきても登場しないので、ドラゴンマガジンで特集組んだときでも見てみたいですね。この巻で見るまでサヴァリスは剣使いと思っていたので。

deltazulu 2007-10-24 (水) 20:38

サヴァリスとの戦いは、今の状況だと勝てなそうな気がしますが、誰かに危険がせまったら…・・・というのはありそうかなーと思ってます。それが誰になるかが、気になるばかり。

他の天剣授受者は出てくるんですかね?あ、でも、短編ならありえるか……

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