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[あざの耕平] BLACK BLOOD BROTHERS 4 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 倫敦舞曲―

1895年。世紀末のロンドン。
望月次郎はイギリスの海軍学を学ぶため、異国の地を訪れていた。
そんな折にこの地で「切り裂きジャック」の再来と言われる事件が発生していた。
以前の事件と唯一異なるのは、殺された人間の血が吸われていることだった……。

前作までとは異なり、ジローの過去の話。
如何にして彼は黒き血の絆を受け入れたのか。その始まりが描かれる物語。

コタロウといるときこそ、おちゃらけることがあるものの、根は真面目であることは、今までの物語を通してわかっていたけれど、こういう過去を持っていたのか。もともとそういう時代だったから、決して彼が特別というわけじゃないけれど、あの意地のルーツを見て納得。ミミコもつらいね。相手があれじゃ。
勝ち目は……どうなんだろ?

このシリーズで一番うまいなあと思うのはプロローグの前に書かれる一文。
第一作目でも、そしてこの第四作目でも、ものの見事に心を捕らえてくれました。
次作はどんな導入を持ってきてくれるのか。
今から楽しみでなりません。

BLACK BLOOD BROTHERS〈4〉ブラック・ブラッド・ブラザーズ 倫敦舞曲 - あざの 耕平
BLACK BLOOD BROTHERS〈4〉
ブラック・ブラッド・ブラザーズ 倫敦舞曲

あざの 耕平

富士見書房(文庫)
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