「ヒロ君も知ってると思うけど、この広い世の中には人智を超えた怪物とかが存在してるわけ。さっきのでっかいのも、その仲間ね。そういうのを退治するバイト」
「……その、邪神ハンターとかいうの?」
「あー。教授……母さんにお仕事くれる人はそう言われてるみたいだけどね。母さんはそんなんと違うよ?フォークを扱える程度の能力の、普通の主婦です!」
どうしよう、どこから突っ込めばいいのだろう。
普通の高校生である真尋と、彼を護衛するために地球にやってきたクトゥルー神話において高位の邪神とされるニャルラトホテプ、通称ニャル子さんが繰り広げるドタバタコメディの第四弾。今回は、イタクァをあっさり撃退したお母さんの正体は……?というお話です。
いや、もうちょっといろいろあるのかと思ったら、あっさり母話が終わって、微妙に拍子抜けした僕がいる。っていうか、何という適応能力をしてるんですが、お母さま……。おかげで、読んでるこっちがツッコミ疲れになりそう。僕の癒しは、きみだけだよ、シャンタッ君。
今回も小ネタ満載でしたが、お話としては……うーん。最後の方に真尋がいった言葉がすべてだと思います。
「終わってみると、やっぱり驚くほどくだらなかったな」
あ、でも、真尋がちょっぴりデレたというか、ニャル子相手にドキドキするシーンがあったのは楽しかったなあ。やっぱり男の子だったのねと思う次第です。
男の子といえば、変な男の子も出てきたけど……あれは見なかったことにする。
這いよれ!ニャル子さん 4 (GA文庫)
逢空 万太
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